岡山県岡山市北区にある「 岡山大学 」は、昭和24年に設置された国立大学です。学生数は約1万人。学部は11あり、中でも医学部の 偏差値 の高さには定評があります。
今回岡山大学の偏差値や概要についてご紹介します。
学生本位の教育体制が魅力な岡山大学の偏差値や概要(前編)
岡山大学の偏差値No.1は「医学部医学科」
岡山大学といえばやはり医学部がもっとも偏差値が高いことで有名です。
医学部には「医学科」と「保健学科」があり、「医学科」が最高偏差値となる73となります。
同じ偏差値の国立大学の医学部をあげると「北海道大学」や「東北大学」、「筑波大学」や「神戸大学」となります。
岡山大学の医学部のセンターボーダー得点は88%となっています。
生徒数は「工学部」「教育学部」に続いて3番目に多い275人。その中で医学科は115人となっています。
中四国エリアでは断トツトップとなる医学部では6年間の一貫教育を取り入れ、最先端の臨床研究や、レベルの高い外部からの講師による授業など魅力あふれるカリキュラムの中で確かな実力を養います。
岡山大学のその他の学部別偏差値
医学部と少し差が出てしまいますが、2番手に名乗りを上げるのは「薬学部」で偏差値は67となります。
3番手となるのは「歯学部」で偏差値は64となっています。
これ以降の学部については偏差値順に一覧でご紹介しましょう。
- 偏差値61 法学部
- 偏差値60 文学部、教育学部、経済学部
- 偏差値59 医学部(保健学科)
- 偏差値58 理学部、農学部
- 偏差値57 工学部
- 偏差値54 環境理工学部
一番低い学部でも偏差値54となりますので、全体的にレベルが高い大学であることを示しています。
岡山大学からの進路・就職先
医学部医学科に関しては6年制のカリキュラムを導入しているため、大学院へ進路を進める方がほとんどです。保健学科は卒業後はそのまま近隣の病院への就職が一般的です。
医学部は学生の間から臨床医学や病院実習を積極的におこなうため就職後もスムーズに仕事をおこなうことができると定評があります。
医学部・薬学部は主に岡山大学病院や倉敷中央病院への就職者が占めていますが、医学部などは京大付属病院へ就職する者もいます。
教員免許を取得し地元の小中高の教員をする方も多い傍ら、やはり人気があるのは公務員で岡山の市・県職員として就職される方もおられます。
定員数の多い「工学部」はNTT西日本や中国銀行などの大手への就職も目立ちます。
岡山大学の倍率はどれぐらいか
偏差値の高さだけではどの程度人気があるのかを測るのは難しいので、2017年度の倍率についても触れておきましょう。
全体的にみて、定員数は現状維持もしくは下がっている傾向にあります。
志願者数が減少していることもありますが、それでも100名以上の志願者数増加となった「経済学部」など注目ポイントはいくつかあります。
経済学部経済学科の倍率は約3.29%で薬学部に続いて高い倍率を誇ります。
かくいう薬学部の倍率は群を抜いており約5.32%とと高い数字となり、かなりの狭き門となっています。志願者数も前年より50名ほどアップしています。
薬学部には「薬学科」と「創薬科学科」の二つの学科がありますが、どちらも志願者数は前年よりアップしています。
高倍率ベスト3をあげるとすれば第3位となるのは医学部医学科の3.61%です。定員すうは前年度を維持したままですが、志願者数は30人ほどアップしています。
まとめ
学生本位の教育体制が魅力な岡山大学の偏差値や概要(前編)
岡山大学の偏差値No.1は「医学部医学科」
岡山大学のその他の学部別偏差値
岡山大学からの進路・就職先
岡山大学の倍率はどれぐらいか