「 岡山朝日高校 」は、地方の公立高校として東大・京大への難関国公立大学への合格者の数が多いことで有名な進学校です。その合格者の数は難関国立大のみにとどまらず、難関私立大でも実績を上げています。
今回はその岡山朝日高校の概要や 偏差値 についてお話しします。
岡山県下の公立高校1位の偏差値を誇る「岡山朝日高校」とは
岡山朝日高校とは
岡山県岡山市中区に位置する岡山県立朝日高校は、明治7年に設立された男女共学の全日制高校です。「自主自律・自重互敬」を校訓とし、「のびのびときまりよく」学生生活を送ることを目標とした学校づくりを行っています。
在校生・卒業生からも校則などもかなり緩く、自分たちの自主性を尊重する学校と定評があります。自主自律がうまく功を奏しているのには、生徒に真面目で努力家が多いことがあげられています。
進学校に多くみられる「文武両道」を目指す指導方針は岡山朝日高校でも採用されており、進学校としては部活動の数も多い41個(同好会・応援団を含む)となっています。
平成19年に新校舎への移転が完了し、設備の美しさや充実ぶりにも注目を集めています。
特に図書館が独立したことにより蔵書数が増え、利用者の満足度もアップしています。
広大な敷地を囲む雄大な自然は学習環境としては望ましく、穏やかで落ち着いた環境の中日々の学校生活を送っています。
岡山朝日高校の偏差値
岡山朝日高校の偏差値は66といわれています。これは岡山県内の公立・私立のなかでは第4位となりかなりの高い偏差値となっています。
実際、岡山県内の県立高校としては文句なしの1位の地位を獲得しています。
1万強ある全国の高校の中でも463位(2018年度)となっていますので、広い範囲でみてもかなりの高い偏差値であることがよくわかります。
ちなみに、岡山県内の高校で最も偏差値が高いと言われているのは私立の「岡山白陵高等学校」で偏差値は71、次いで「就実高等学校(偏差値70)」、「明誠学院高等学校(偏差値68)」と続きます。
私立の「岡山高等学校」とはほぼ同じ偏差値となりますので、今後3位にランクアップする可能性も秘めています。
岡山朝日高校の見事な進学実績
年度にもよりますが、雑誌などに取り上げられるほどの人数の東大合格者を輩出しています。
さすが進学校として名高いだけあり、難関大学合格への対策がきちんと行われているため教育レベルが高いと注目されています。
そのレベルは文句なしの県下トップとも言われています。志望校に合わせた丁寧な指導も功を奏し、例年東大・京大への合格者を多く輩出しています。
参考までに平成29年度の実績についても触れておきましょう。
東京大学へは現役合格が9名、京都大学への現役合格は5名となります。卒業生からの合格者を含めると東大は18名、京大は14名となっています。
全体的にみると現役での国立大学への合格者は137名で、最も多いのはやはり地元となる「岡山大学」となています。
エリア的に通学がしやすい「広島大学」が次いで2番手となっています。
岡山大学・広島大学も医学部ともなれば偏差値はかなり高く73程度となっています。
岡山朝日高校からは医学部への合格率も高いので、優秀な人材を数多く輩出していることがわかります。
文武両道を目指す部活動
運動系は16、文化系は20、同好会が4つに応援団で合計41個にもなる部活動の数には目を見張るものがあります。
進学校でありながら多くの生徒が部活に在籍しており、部活動を楽しんでいます。
結果を出すことだけを目的とせず、自主性を養い活発に活動を行い、自分たちの手で楽しむことを大切にしている部活が多く見受けられます。
その中でも練習量を多くとりまさに文武両道を地でおこなっている野球部やサッカー部は多くの大会への出場実績を築いています。
文化系ではダンス部が全国大会へと駒を進める実力あるクラブとなっています。施設が整っていることが部活をエンジョイできる理由としてあげられています。
体育館はバトミントンのコートが5つも取れるほどの広さのため屋内での活動も盛んに行うことが可能です。
学校の敷地そのものが広大であることからグラウンドも広くのびのびと練習に励むことができることも魅力といえます。
卒業した生徒のための「補習科」
難関国公立・私立への現役合格が多い中、やはり浪人する生徒も存在します。その生徒たちをサポート・フォローする「補習科」です。
昨今、「補習科」を設定している高校は減少傾向にありますが、岡山朝日高校は最後まであきらめない指導を行うため、補習科にも力を入れています。
このような地道な努力こそが、難関国公立・私立大学への素晴らしい合格実績に繋がっているのです。
まとめ
岡山県下の公立高校1位の偏差値を誇る「岡山朝日高校」とは
岡山朝日高校とは
岡山朝日高校の偏差値
岡山朝日高校の見事な進学実績
文武両道を目指す部活動
卒業した生徒のための「補習科」