「今や注目度が高いと言われる農学部、おすすめの大学はどこ?(前編)」では、農学部にはどのような分野が含まれるのかご紹介いたしました。後編では、農学部が人気学部となっている理由や 農学部 で おすすめ の 大学 をご紹介いたします。
今や注目度が高いと言われる農学部、おすすめの大学はどこ?(後編)
人気の秘密は取得できる多くの資格
在学中に取得できる資格や、卒業してから取得できる資格、受験資格が得られるものなど大学や学科によってもいろいろと違いますが、他の学部に比べると多くの資格が取得できます。主な資格を並べてみます。
教員免許(中学・高校)・学芸員・公害防止管理者・環境計量士・技術士補・弁理士・基本情報技術者・食品衛生監視員・食品衛生管理者・毒物劇物取扱責任者・危険物取扱責任者・獣医師・労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント・作業環境測定士などがあります。
農学部でおすすめの大学は?
農学部といってもさまざまな学科があるので大学に設置されている学科も大学によって違います。自分の学びたい分野・学科があるか、大学を選ぶ際はよく考えましょう。
北海道大学(偏差値66)
前身である札幌農学校の精神を受け継ぎ、歴史のある国立の総合大学です。
北海道という土地柄もあり、自然が多く環境も良いので農学を学ぶのに最適です。
キャンパスは2つあり大学の総面積は全国最大となります。大きな牧場もあり充実した実習ができ、高いレベルの研究も行われています。
秋になると構内のイチョウ並木が黄色く色づき、多くの観光客が訪れます。
東京農業大学(偏差値50~61)
日本で初めて作られた私立の農学校です。6学部20学科が設置され農学を専門に勉強します。
「実学主義」という理念の通り、自らの感性と体験を通して実際に役立つ学問を追及できます。
1年から始まる実習農場や演習林での実習・実験、個性的な内容の授業など充実した学びができます。
世田谷区内にありながら緑の多い自然溢れるキャンパスで目的が同じ仲間と農学を学べます。
東京大学(偏差値71)
東京大学の農学部は3課程14専修にわかれていますが、広い分野がお互いに結び付いた総合科学のような役割を担います。
設備や環境は最先端のものもあり良い環境のなか充実した学びができます。
研究室が多いため少人数での指導を受けることができ、研究費の面でもあまり制限がなく実習や調査、実験など伸び伸びと行うことができます。
また農学部構内には農学資料館があり貴重な資料などを見学することができます。
東京農工大学(偏差値61~67)
140年以上もの歴史があり伝統のある東京農工大学は2004年に国立大学となりました。
農学部と工学部の2学部しかないので、生徒同士や先生とも仲が良く雰囲気のいい大学です。実践的な教育というものを目指しているので、専門的な実験や実習が行われています。
また田や畑を所有しているので農業体験をできるのが魅力的です。
国際交流が盛んで約125もの大学や研究機関と交流や交換留学などを行っています。
まとめ
今や注目度が高いと言われる農学部、おすすめの大学はどこ?(後編)
人気の秘密は取得できる多くの資格
農学部でおすすめの大学は?