西大和学園 は 偏差値 76を誇る、奈良県北葛城郡にある中高一貫教育をおこなう私立高校です。西日本トップクラスを誇るだけあり、その実力や独自の特別プログラム、グローバル社会化を見据えた指導など、常に多くの関心と注目を集めています。
今回は、西大和学園の偏差値や概要、特色などについてご紹介します。
西大和学園の偏差値 ~常に進化し続ける奈良の名門~
西大和学園の偏差値
奈良県内で2位に位置する西大和学園の偏差値は76程度と言われています。西の王者、神戸の灘高校で79、奈良県トップとなる東大寺学園で77となりますが、その差は僅差となっており、トップを追従する勢いを持った学校です。
ちなみに併設されている西大和学園中学校の偏差値は74程度となっており、中学時代から確かな学力を保持しています。
生きた英語を身に着ける独自英語教育
中学2年から開始される英語多読プログラムは、テレビなどでも紹介されるほど有名で、これを含む国際性を重視した独自の英語プログラムを行っています。国際社会で活躍するにはまず国際理解をおこなうことが必要です。
そのために重要なことは基礎となる英語力の習得が必要だと謳っています。
そこで登場するのは独自英語プログラムとなる「多読」「多聴」の実践や、読む・聞く・書く・話すの4技能だけではなく、視覚機材を使用した授業などの独自プログラムを採用し、生きた英語を身に着ける育成をおこなっています。
世界で活躍するリーダー育成
平成26年に、文部科学省から「スーパーグローバルハイスクール」の指定を受け特別プログラムを開始しました。
東大や京大、一橋大学などの連携大学や、マイクロソフトや、アメリカンエクスプレスのような協力企業、大阪ユネスコ協会や、JICAのような国際機関との連携を深め、国際問題を解決するための研究を進めています。
それはまさに地球規模の課題に挑戦するということです。この難題に果敢に挑戦し、困難を乗り越え、問題解決する力を持つグローバルビジネスリーダーの育成を目指しています。
特色ある国際教育
生徒たちがそれぞれの国連加盟国代表を演じ、今、世界が直面している課題を解決すべく英語で交渉をおこなう「模擬国連」や、帰国子女の受け入れや交換留学制度も積極的におこなっています。
高校1年では全員でアジアの国々を訪れる「高1海外探究プログラム」や、高1の夏には希望者を募りアメリカへのホームステイプログラムもおこないます。実際に現地に赴き、肌で触れ、実際に目でみることで、世界を感じ体験していきます。
知の最高峰と呼ばれる「ハーバード大学」へ出向き、世界各国から集まった優秀な生徒との交流をおこなう「次世代リーダー養成プログラム(高2希望者のみ)」も実施。直に交流することで刺激を受け、意識を高く持ち、世界的なリーダーになるための自覚や知識・経験を習得します。
世界規模のエリートたちとディスカッションやプレゼン形式のワークショップをおこなうことは、机にかじりついて勉強する何倍も価値のある経験といえるのです。
マサチューセッツ工科大学にも訪問し、日本人留学生や、研究者などとの交流もおこないます。そこで将来のキャリア像を描かせることも目的とされています。
生徒へのフォローの手厚さ
西大和学園では、「わからない」を残させない指導がモットーとされています。特別な受験技術を磨くのではなく、日々の学習の積み重ねに重きを置き、その場その場でわからないことをクリアできるよう指導しています。
そうすることで、確実に身に着けることができるように教師陣が尽力します。時間がないなどを理由にせず、わかるまで丁寧に指導してくれる熱心さには、生徒や保護者から大きな支持を得ています。
3つの言葉が柱になった校訓、進化し続ける学校
充実したカリキュラムや、将来を見据えた教育は、学ぶことの大切さだけでなく、楽しさや喜びを体感・実感することが可能となります。
3つの校訓にある「探究(Study)探究心に満ち知識や情操を養う」はまさにこのことで、自ら学習を行い、向上心を持ち、大きな壁にも臆することなく立ち向かい、仲間とともに高め合っていくことができるのが西大和学園なのです。
また学ぶことに誠実であることで「高邁」な品性を培うこともできます。これが2つめの校訓となる「誠実(Sincerity)」です。そして、3つめの校訓となるのは「気迫(Spirit)」です。
さまざまなカリキュラムや多くの体験学習、豊かな人間形成を行うための部活動の中で、切磋琢磨していき、気迫みなぎる強い意志を育んでいくのです。どれが欠けても、世界をリードする人財としては成り立ちません。
西大和学園は、バランスのよい人材の育成をめざし、日々進化していっているのです。常に新しいことに挑戦し続ける西大和学園には今後も注目が集まることでしょう。
まとめ
西大和学園の偏差値 ~常に進化し続ける奈良の名門~
西大和学園の偏差値
生きた英語を身に着ける独自英語教育
世界で活躍するリーダー育成
特色ある国際教育
生徒へのフォローの手厚さ
3つの言葉が柱になった校訓、進化し続ける学校