新潟高校 は伝統や歴史を持ちながら、進学校としても県内1のレベルを誇る高校です。そして自由な校風や充実した行事、活発に行われる部活動と大変人気の高い学校です。
県内トップの新潟高校の 偏差値 、進学実績、また学校生活はどのようなものかご紹介します。
伝統・歴史・偏差値・進学実績などトップ的存在「新潟高校」(前編)
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新潟高校の概要
新潟高校は新潟県新潟市にある県立の高等学校です。
明治25年に設立された「新潟県立新潟中学校」が前身となり、新潟県で最初にできた中学校となります。まさに県内1の歴史や伝統を持ちあわせた高校と言えるでしょう。
またこれだけの伝統がありながらも堅苦しいということは無く、生徒たちは自由に楽しく満ち足りた3年間を送っています。
通称「県高」(けんたか)、自主自律・文武両道をモットーとしており、生徒たちは、勉強・行事・部活動、どれも一生懸命で周りからの評判も大変良い学校です。
また進学校としても新潟県内でナンバー1を誇り、毎年、東京大学や京都大学といった最難関大学へコンスタントに現役合格者を出しています。
これだけの進学校であるなら授業についていくのも大変なことですが、新潟高校の生徒たちは大学進学を目指しながら部活動にも手を抜かない、まさに文武両道の精神を貫いています。
そして新潟高校には2つの学科が設置されています。
「理数科」「普通科」と一見よくある学科ですが、実は理数科には「メディカルコース」が存在し、医歯学系の専攻コースというものがあるのです。
そのため医師を志す生徒はこの学校を受験し、難関を突破してくるのです。
理数科の始まり&取り組み
では「理数科」についてもう少し詳しくお話ししましょう。なぜメディカルコースというものが作られたのか?それは元々、県内での医師不足が始まりでした。
医師が足らないという状況が続いており、それに対する方法として県教育委員会の要請により、2007年度からこのコースが設置されたのです。
「理数科」では2年次以降になると2つのコースにわけられます。医歯学系の専攻コース(メディカルコース)と、技術系の専攻コース(サイエンスコース)です。
理数科では学力強化だけでなく、講演会や現場見学などと言った行事を多く取り入れ、探究活動を通した学びを積極的に行っています。
1年・尾瀬の生物野外実習
日本有数の高層湿原において探究活動を行い、実践的な思考力や協調性、思いやりの精神を養います。
2年・筑波での研修(サイエンスコース)
筑波大学、筑波宇宙センター、宇宙航空開発機構JAXA、物質・材料研究機構NIMSなどを訪問します。サイエンスコースの生徒たちにとって大変興味のある施設見学です。
2年・新潟大学医学部・歯学部訪問(メディカルコース)
学部の説明、教授による講義、新潟高校OBとの懇談、医学部での実習などが行われます。
また、さまざまな講演会も行なわれています。メディカルコースでは医療に関する講演会、サイエンスコースでは新潟大学の教授による科学に関する講演会などに参加します。
「普通科」では2年次に文系・理系にわかれ、それぞれの系統に属した教科を重点的に学びます。
まとめ
伝統・歴史・偏差値・進学実績などトップ的存在「新潟高校」(前編)
新潟高校の概要
理数科の始まり&取り組み