高校受験に於いてよく耳にする「内申点」という言葉。なんとなく意味はわかっていても、どのようにして点数を出しているのか謎が多いものです。人によっては内申点は受験にはあまり関係ないとまで言い切る方もいます。
そこで今回は 内申点の出し方 などについてお話してみましょう。
受験に必要な「内申点」の話。内申点の出し方や上げる方法(前編)
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内申点とは
簡潔にわかりやすく内申点が何かということを説明すると、学校でのあなたの成績の合計です。
これをもっとわかりやすくあらわすと、学期末に受け取る「通知表」に書かれている数字の合計と考えてください。
内申点という言葉の響きに、学校での生活態度や、生徒会・部活の良い実績について考えがちですが、それだけで測るものはありません。テストの点数も、授業態度や提出物も、すべて加味したものが内申点となるのです。
内申点の計算のやり方
中学校で勉強する、国語、算数、英語、理科、社会、美術、技術家庭科、保健体育、音楽の9教科それぞれにつけられた数字の足した合計が内申点となります。
単純に足していくだけの計算方法です。ただし、この計算して出した数字に関しては受験する都道府県によって扱いが異なっていたり、計算方法が異なることもあります。
年間での平均値とすることもあれば、3年生の2学期のみであったり、1~3年間の合計を算出するなどさまざまです。
基本的な計算方法は5点満点×9教科で45点満点と考えておきましょう。
内申点と調査書
「内申点とは」の項目で登場した学校での生活態度や、さまざまな実績について記録されるものが「調査書」です。
これを内申点と勘違いしている方が多いのですが、内申点と調査書は異なるものとなります。
正確には二つが異なるのではなく「調査書」の中に内申点の各項目があるのです。このため内申書=生活態度や実績と考えてしまう図式が成り立っているようです。
まとめ
受験に必要な「内申点」の話。内申点の出し方や上げる方法(前編)
内申点とは
内申点の計算のやり方
内申点と調査書