名古屋西高校 は自由な学風のもと、生徒たちはさまざまな活動において自分たちで考え、自主的に行います。それは教育面においても同じで、自主的に勉強に取り組む環境があります。
どのような方針で教育を行っているのか、学校の 偏差値 や設置コースなどについてもご紹介します。
何事も自主的に頑張る「名古屋西高校」の進路指導や偏差値
名古屋西高校の概要
名古屋西高校は愛知県名古屋市にある県立高校です。大正4年に設立された「愛知県立第二高等女学校」が前身となります。
当時は緑が豊かで、堂々たる校舎が立ち並び、春になると満開の桜で県下随一の美しさでした。
ところが、昭和20年の空襲により、校舎が焼失、多くの困難を乗り越え昭和23年に「愛知県立名古屋西高等学校」へと生まれ変わりました。
このように名古屋西高校は歴史と伝統があり、地域からも長年親しまれている学校なのです。
「質実・剛健・勤勉」を校訓とし、平和で民主的、これからの未来を切り開く人材の育成を目指しています。
新しく設立された「創造表現コース」
平成30年度より新しいコースが設置されました。演劇やダンス、国語や英語の表現、情報表現などのカリキュラムが含まれます。このコースは個性や独創性、また創造力の育成を目指します。
そしてコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力など、これからのグローバル社会に対応するために必要な能力を高めます。
授業では、演劇やダンスを専門とする特別外部講師を招いて、専門性の高い科目も取り入れます。練習や発表の場として、スタジオも設置される予定です。
名古屋西高校の設置コース
1年生のときは全員が共通コースとなります。
2年生になると、「文型コース」「理型コース」「文型創造表現コース」の3つにわけられます。ちなみに創造表現コースの定員は約40名となっています。
3年生になると、文型コースは「国文型」「私文型」、文型創造表現コースも同じように「国文型」「私文型」にわかれ、それぞれ文系の国公立大学と私立大学を目指すことになります。
また「定時制課程」も設置されていて、勉強と仕事を両立させながら4年間ないしは3年間での卒業を目指します。単位制なので個々の取りたい科目を選択できます。
自分の進みたい進路を考える
1~3年生別に年間を通してさまざまな進路学習が行われます。
スタディサポート
入学直後に実施されます。学力テストとアンケートから個人の進路に関して、これからの学習方法を検討していきます。
総合学習の時間
各自がテーマを設定し、それについてグループで議論をしていきます。またテーマに関連した仕事に携わる人にインタビューします。
将来の自分の職業について考えるとともに、社会人としての生き方なども考える場となります。
ディベート大会
4~5名のチームにわかれ、論題について議論します。肯定意見と否定意見にわかれディベートを行います。そして、どちらの意見も尊重しながら結論へと導きます。
プレゼン大会
各自がテーマに沿ってプレゼンテーションを行います。プレゼンソフトや寸劇なども使います。
3年生では、進路説明集会の他、看護系説明会、就職・公務員説明会、就職・公務員指導なども行われます。
偏差値や進学実績は?
偏差値は58です。愛知県内では467校中73位、県内公立高校のなかでは311校中45位となっています。愛知県内では「熱田高等学校」が同じ偏差値となります。
進学実績は、現役・浪人合わせて約80名の生徒が国公立大学に合格しています。国立では「岐阜大学」「三重大学」、私立では「愛知大学」「名城大学」「中京大学」の合格者が多いです。
名古屋西高校が親しまれているわけ
名古屋西高校は自由を校風とする学校で、生徒たちは自分自身で考え、主体的に活動をするという特色があります。自分の将来を考え、社会を生き抜く力を育成するという指導のもと、生徒たちは自主・自律の精神を学んでいきます。
そして、それは学校行事や部活動においても活かされ、生徒たちは明るくのびのびと毎日の学校生活を送っています。
また学習面においても、積極的・自主的に学習と向き合い、自分の進路は自分自身で計画し選択していきます。大学受験に合格するには、学校中心の勉強から自分中心の勉強に切り替える必要があります。
この学校では、自分中心で大学受験を考え、自分で学習するという環境があります。それにより、生徒の希望を尊重した進路指導が行われ、多くの生徒は自分の希望する大学に進学しています。
まとめ
何事も自主的に頑張る「名古屋西高校」の指導方針や偏差値
名古屋西高校の概要
新しく設立された「創造表現コース」
名古屋西高校の設置コース
自分の進みたい進路を考える
偏差値や進学実績は?
名古屋西高校が親しまれているわけ