豊かな自然環境に囲まれた「長崎東高校」は、併設型の中高一貫教育をおこなう男女共学の県立高校です。
通称「東校」は高い 偏差値 と確かな進学実績で、県内でも屈指の進学校と言われています。偏差値や進路などを含め、 長崎東高校 の魅力についてご紹介いたします。
県内有数の国立大進学率を誇る、長崎東高校の偏差値や進路
高い偏差値は、県内トップ10圏内の常連
長崎東高校の偏差値は常に県内でもベスト10に入る常連校で、偏差値は普通科・国際化共に62となっています。
長崎県内の偏差値ランキングをみると、単独トップを走るのは私立の「青雲高校」で偏差値は頭一つ飛び出した73とかなり高くなっています。
この後偏差値63までが第一陣、そのあとに続く偏差値60台をたたき出す高校が2番手グループとなり、そこに長崎東高校が入っています。
長崎県内にある私立公立高校を合わせると全部で342校となりますので、そのなかで10位といえばかなりの健闘ぶりがうかがえます。
長崎東高校の進路状況
多くの生徒が地元の国公立大学への進路を希望し、平成29年度は国公立大学へは224名の生徒が見事合格を果たしました。合わせて私立大学には169名の合格者を輩出しています。
準大学や短大・専修各種・就職に関してはほぼ一桁である結果から、大半の生徒がきちんと上級学校への進路を確実にしています。国公立で最も合格者が多いのは、地元となる長崎大学です。
長崎大学は、県内でもトップを誇る偏差値の高さで有名です。医学部/医学科が最も高く偏差値は72と言われています。一般的に生徒が多い経済学部は55、教育学部で56程度と言われています。
2番目の多いのはこちらも地元の大学となる「九州大学」です。14からなる学部がある九州大学は、どの学部ももれなく偏差値は60を超えています。上は医学部の68に始まり、低い学部でも62は超えていますので、それなりのランクと言えるでしょう。
これらのことからわかるように、長崎東高校は偏差値の高いランクの国公立大学への進学率も魅力の一つと言えるのです。
長崎東高校の入試
公立の高校ですので、通学における学区が定められています。ちなみに、長崎東高校は中高一貫校となりますので、中学と高校では学区が少々異なります。
高校は県南学区と呼ばれるエリアで「長崎市」「西彼杵郡」「西海市」が対象となります。調整エリアとして県央学区となる「諫早市立琴海中学校区」からの出願や受験・通学も許可しています。
長崎東高校は人気のある高校ですので学区内に下宿して通学する生徒もみうけられます。これが中学となると、学区は長崎県内全域となり、受験者を幅広く受け入れる体制が整います。
高校入試の際の募集定員は280名とされていますが、この数字は中学からの内部進学者も含まれています。せっかくの中高一貫校ですので、可能であれば中学から入学できるようにすることもおすすめです。
試験に関しては一般的な推薦と一般の形式で行われ、実施科目は「国数英理社」の5教科に加え、面接が行われます。
長崎東高校の豆知識
制服は男子は一般的な学ランで、女子は伝統的なブレザーのスタイルとなります。
中学ではリボンをつけるのですが、これは高校にあがるとなくなります。学校指定のジャージは藍色となっています。給食は中高共になく、原則弁当を持参するか、事前注文の弁当やパンを購入する形となります。
購買部も学校内にあり、こちらにも食品は置かれているようです。購買部では食品以外に文房具をはじめとする学用品や、制服関係も置かれているのでいざという時に役立ちます。購買部を語る上で忘れてはいけないのは、長崎東校名物のオリジナルのクリアファイルです。
どのようなものか気になる方は、ぜひ学校体験や行事の際に学校へ足を運んで確認してみてください。
他の学校と一風変わっているのは公式サイトで漫画を紹介していることです、こちらも注目してみてください。その漫画は長崎東校を舞台とした少女漫画となっているそうです。
漫画を読めば、長崎東高校をもっと身近に感じられるかもしれません。
まとめ
県内有数の国立大進学率を誇る、長崎東高校の偏差値や進路
高い偏差値は、県内トップ10圏内の常連
長崎東高校の進路状況
長崎東高校の入試
長崎東高校の豆知識