JR中央線「吉祥寺」駅下車徒歩15分。東京都三鷹市という閑静な街の中にある、小・中・高校の12年間にわたる一貫教育をおこなっている私立校です。生徒個々の個性や才能を伸ばすための指導や、自由な校風が魅力です。
今回は 明星学園 の 偏差値 や概要についてご紹介いたします。
生徒の個性を尊重し、自主性を養う明星学園の偏差値や概要(前編)
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明星学園とは
閑静で自然豊かな街「三鷹市」、そのなかでもサブカルチャーの発信地でもあり、学生の街でもある「吉祥寺」に明星学園はあります。
読み方は「みょうじょうがくえん」で、同じ都内にある「明星(めいせい)高等学校」や、大阪市天王寺区にある「明星高等学校」とは異なる学校です。都内には明星学園と明星学苑の2種類があるため、少々混同しやすいようです。
どちらにも小中高とあるので余計に間違えやすいようです。
明星学園は、「個性尊重」「自主自立」「自由平等」の3本柱でおこなわれる指導が特徴で、生徒を束縛することはなく、厳格な校則や、制服などは定めていません。
個性を伸ばす、尊重する教育であるため、「想像力」「創造力」「表現力」への教育に特に力を入れています。
体験学習や芸術・体育の分野を積極的に体験させることで、個性を伸ばそうとする試みを行っています。
それらの教育が顕著にあらわれているのは、明星学園独自に編成した教科書を多用しいています。12年間の一貫教育を行う中で、特に小学校・中学校の間は、検定教科書を使用することのほうが珍しいというスタイルを貫いています。
中学校時代で発想力や思考力を養い、それをいかすべく、高校時代では自主性を重んじた指導をおこないます。
明星学園の授業の特徴や偏差値
一貫した自由教育が特徴的な明星学園では、高校1年で必修科目、または選択科目中心の授業をおおこないます。そこから発展させて2年生、3年生と学年が上がるにつれ選択科目の比率が増えていきます。単位制をとり入れているため、選択科目の比率があがるのです。
授業は少人数制や、学年を問わない「ノングレード授業」のスタイルを取り入れている所も特徴的です。
なかには複数の教員で指導を行う「ティームティーチング」や、高校には珍しいディベートを基本としたゼミ形式でも授業が行われるなど、他の高校とは一風変わったシステムで指導を行います。
そのため、時間割は生徒それぞれの個性をや意向を汲みとり、その生徒に遭った時間割を組むのです。ここまで個人を尊重する教育・指導方針の高校はなかなか珍しいと言えるでしょう。
偏差値は59程度となっていますが、合格圏内は入るには62程度は欲しい所です。日本式のスタイルではなく、アメリカ式のスタイルの形を取っており、中学1年生は「7年生」、高校1年生は「10年生」と呼びます。
まとめ
生徒の個性を尊重し、自主性を養う明星学園の偏差値や概要(前編)
明星学園とは
明星学園の授業の特徴や偏差値