都城西高校 は全日制の公立高校として知られ入試の推薦枠が多い学校です。大学進学をめざせる2つの学科が特徴です。このところほぼ3人に1人が現役で国公立大学に合格しています。
都城西高校のフロンティア科は難関大学をめざすと銘打っていますが、普通科との間で 偏差値 にほとんど差がありません。
都城西高校の入試を偏差値から考える
都城市にある普通科系の公立校
都城市の都城西高校にはフロンティア科と普通科の2学科あります。これらの学科はいずれも普通科系の学科であり、いずれの学科からも大学進学をめざせるカリキュラムです。なお学校のごく近くに私立の都城高校があります。
学校は都城の西にあり周囲は住宅地で、平地にあるため通いやすい場所です。都城市の周辺からさまざまな学力の生徒が集まりますから、それぞれの希望する進路もいろいろです。
おもに難関国公立大学と一般地方大学・私立大学のそれぞれの志望に合わせた学科編成となっているといえます。
そのため難関をめざしたい場合には1クラスだけのフロンティア科を選択するのが一案です。いずれも2年時に理系と文系に分かれて授業が行われます。
たとえば理系のほうに進む場合には数学と理科を中心に発展的な学力を養成することができます。
都城西高校の学科選択と偏差値
都城西高校では上に書いたようにいずれの学科からも大学を受験することが可能です。とくに普通科を選んだからといって教わる教科などに不都合が出ることはありません。
地方国公立大学をめざすのであればとくに学科選択に迷うことはほとんど必要ないでしょう。
2つの学科間で偏差値の違いがそれほどありません。わずかにフロンティア科のほうが高くなっており、これが多少の入学の難易度の差になっています。より確実に入学できるのは普通科のほうだといえます。
都城西高校に必要な学力としては中学校ではそこそこついていけてトップレベルに準じるほどで、しかも都城泉ヶ丘高校ではボーダーライン上だという場合に適しているといえます。一般入試に関しては中3の時期の受験準備しだいで対応可能な学校といえるでしょう。
都城西高校からの大学進学から見えてくるもの
大学への進学を志望するならば、まずは確実に都城西高校に入学することをめざすべきです。まずは教科書の問題をできるようになることを優先するとよいでしょう。
上でふれたように地元にはべつの普通科系高校として都城泉ヶ丘高校があります。都城西高校のいずれの2学科よりも若干偏差値が高く、進学先については難関国立大学の割合が少し高くなっています。
都城ではこのように進学先に応じて公立高校の中で普通科系の学校を選択することが可能です。
推薦志願での入学にも学力は必要
都城西高校では推薦志願ができます。しかも推薦の枠は定員の30%をしめており、周辺の学校よりも高い割合です。
したがって一般入試の実質的な応募者は100名あまりです。比較までに都城泉ヶ丘高校の推薦枠は20%です。
したがって推薦に該当する実績をもっているならば、一般入試よりも先に推薦をめざす方法があります。これによって進路を一般入試まで待たずに決めることができます。
たとえば運動部で受験による練習の停滞をふせぎたい場合などには好都合といえます。
推薦の要件については変化することがありますので、その年の募集要項などをしっかり把握するか担任の先生に相談するとよいでしょう。
もちろん推薦枠だからといって学力をおろそかにはできません。中学校の校長先生が十分太鼓判を押せるだけの人物として当然それにふさわしい学力、すなわち一般入試をうけたとしてもじゅうぶん合格するだけの実力、つまり偏差値が示す学力がもとめられます。
もちろん推薦とはいえ試験ですから、万が一に備えてあわてないでよいように志望先を同時に考えておくべきでしょう。
まとめ
都城西高校の入試を偏差値から考える
都城市にある普通科系の公立校
都城西高校の学科選択と偏差値
都城西高校からの大学進学から見えてくるもの
推薦志願での入学にも学力は必要