香川県木田郡三木町に位置する「 三木高校 」は、全日制と定時制のある県立の男女共学校です。まだ歴史の浅い学校でありながら、その実力は香川県内ベスト5に入るほどです。
香川のホープ「三木高校」とはどのような高校なのか、 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
若き香川のホープ「三木高校」の偏差値と概要
三木高校とは
香川県木田郡三木町、人口わずか2万7千ほどの小さな町に位置する三木高校(正式名称は「香川県立三木高等学校」)は「自主・自律・友愛」の精神を校訓とする若き県立高校です。設立されたのは平成8年。香川県内にある高校の中では最も新しい学校です。
三木町役場などが設けられている三木町の中心地区に学校があり、東側には「讃岐七富士」のひとつと言われている「白山(しらやま)」が、西側には「新川」が流れており、自然豊かなロケーション抜群な環境にあります。
全日制と定時制課程の二つを設けており、平成24年には卒業生が2千人を超えました。
三木高校の設置課程と学科
先ほどお話ししたように、三木高校は開校当初から全日制課程と定時制課程を設けています。全日制課程には「文理科」と「総合学科」の2つのコースが設けられています。
一般的に設定されている「普通科」がないことも特徴的です。ちなみに「普通科」は定時制課程のほうに設けられています。この全日制の2つのコースは香川県では初めて設置されました。
「文理科」では自ら学ぶ石木を高める指導や、創造的な能力と探究的な態度を養うことに力を入れています。5教科を中心とする教育課程で学力をとにかく磨く専門学科といえるでしょう。
1年生後半になると「文系」と「理系」にわかれ、希望の進路への実現に向け学習面の新たな挑戦を進めていきます。
「総合学科」は生徒それぞれの興味や関心を加味した進路希望を尊重することをモットーに、幅広い視野で学問を選択することのできる学科です。
5教科だけを学ぶのではなく、多様な社会の中で大きく羽ばたき必要とされ活躍できる人材の育成を目指しています。
それぞれの「得意」を伸ばすことを一番とした夢のある学科といえるでしょう。
三木高校の偏差値
創立してまだ歴史の浅い三木高校ですが、その実力は計り知れません。
香川県内にある119の高校の中で第5位となるその偏差値は「64」となります。これは「文理科」の偏差値ですが、「総合学科」のほうも偏差値「57」となかなかの健闘ぶりが伺えます。
この文理科の偏差値は県内の公立高校だけでみるとワンランクアップの第4位。歴史が浅くてもこれだけの実力と実績をたたき出している点はお見事といえるでしょう。
三木高校の進路実績
創立20周年を迎えたのは平成27年とつい最近の話ですが、その短期間で積み重ねた進路実績も輝かしいものと言えるでしょう。
平成30年度の進路実績をみると国公立大学へは「文理科」が44名、「総合学科」が13名と、確かな結果を残しています。
内訳をみると最も多いのはやはり地元の国立大学となる「香川大学」が一番多くの合格者を輩出しています。続いて「徳島大学」や「愛媛大学」「岡山大学」の名前があがってきます。
内訳をみると、国公立を志望する生徒が多いのか、私立大学への合格者はどれも1ケタ台となっています。「文教大学」や「日本大学」「法政大学」などに合格者を輩出しています。
私立大学で最も合格者が多いのは「京都産業大学」となりますので、特性を生かした進路を見据えた進路志望の結果ではと考えられます。
専門学校や就職を希望する生徒は少なく、進学への熱心さが伺えます。指定校推薦の枠が多いという点でも進学者が多くなる結果に繋がっています。
「自主・自律・友愛」で生徒を尊重する学校
歴史が浅いこともあり、設備の大半は綺麗で使いやすいと評判です。生徒たちは穏やかな傾向にあり、先生たちは熱い指導が魅力です。
90分授業という長い授業時間も難なく乗り越えられるのは、無理強いせず生徒たちの自主・自律に委ねている結果です。
自らを律し、自ら行動するスタイルは多くの生徒の心を育て、お互い切磋琢磨しようとする姿にさらにモチベーションをあげていきます。
理想的な自学自習、学習への向き合い方が定着しているからこそ、これだけの見事な実績を残しているのです。
まとめ
若き香川のホープ「三木高校」の偏差値と概要
三木高校とは
三木高校の設置課程と学科
三木高校の偏差値
三木高校の進路実績
「自主・自律・友愛」で生徒を尊重する学校