受験につきものの「面接」ですが、緊張してしまい本来の自分を発揮できないのではないかと不安になりませんか?だからといって面接を避けることはできません。ではどうすれば面接で緊張しないようになれるのでしょう。
面接 で 緊張しない方法 や、準備と心構えについてお話しします。
面接試験で緊張しない方法。大切な「準備」と「心構え」
人はなぜ緊張するのか
面接は、自分の今後の人生を大きく左右する場です。それだけ大事な場所だと思うと人は無意識に「失敗したくない」という意識にさいなまれます。そのせいで本来の自分をアピールすることができなくなることもあるのです。
面接の場というのは、独特の雰囲気があり、まるで品定めされているようで居心地はあまりよくはありません。また初対面の人ばかりなので、人見知りの方にとってはかなりつらい状況になります。
そのような時働いてしまう「防衛本能」がくせものです。少しでもよくみられたい、よい評価を貰いたい、そう思えば思うほど普段の自分ではない姿が表に出てきます。
その結果、無意識に、本来の自分に戻らないといけないという焦りが防衛本能を引き起こし、極度な緊張を生み出してしまうのです。
緊張するのは悪いことではない
本来、人は緊張をする生き物です。レベルの大小があるだけで緊張しない人はいません。そう考えると、緊張するというのはいたって普通のことであり悪いことではないのです。まずはこの意識を持つことが緊張しないための第一歩です。
そしてもう一つ、頭に置いておいて欲しいのは、面接で緊張する=不合格とは限らないということです。面接官はあなたの想像以上に多くの学生を相手にしてきています。つまり、面接を受ける学生が緊張をするのは当たり前だと思っています。
大切なのは、緊張とどう付き合うか。これに尽きるというわけです。
自信を持つことが緊張を緩和する
緊張する大きな原因に「自信のなさ」があります。自信をつけるにはどうすればいいでしょう?まずはできる限りの準備を万全に行うことです。どのような質問にも対応できるだけのリサーチや、回答をいくつも考えておきましょう。
人前で話すことが苦手であれば、周りの人に協力してもらい模擬面接の練習を繰り返し行いましょう。
かのスティーブ・ジョブズ氏も、たった5分のプレゼンをするためだけに、数百時間の準備期間を費やします。彼はそれだけ人前でスピーチをすることが苦手だったからです。
努力はいくらやっても問題はありません。自信を持つために自分自身が、これ以上はできないと思うぐらいの準備をおこなってみてください。
発想の転換
人は誰しも大事な場面では緊張します。緊張を楽しめる人になることが解決への一番の近道です。しかし、なかなかそうはいきません。
では逆に緊張していることを逆手に取ってみてはいかがでしょう?自分は緊張していることを面接官でも構いませんし、面接会場にいる誰かにでも構いませんので、口に出して伝えてみましょう。
声に出していうことで、緊張することは悪いことではないと、自分へ訴えかけるのです。
「緊張」という2文字だけを考えると心理的に厳しく受け取ってしまうかもしれませんが、そこの「感」の文字を付け加えてみましょう。「緊張感」です。大切な場面で緊張感があるのは、素晴らしいことです。それだけあなたが本気であるという証拠です。
このように、同じ言葉でも発想の転換をおこなうことで、マイナスイメージをプラスに変えることができます。
心がけひとつで変わる
失敗したくない、うまくやろうと思うことは、極度な緊張を引き起こします。これらも失敗してもいい、無理して自分をよくみせなくていいと思うことが大切です。面接官は敵ではありません。戦う必要はないのです。
意識を自分にばかり向けていると、どうしても防衛本能が働いて緊張してしまうのです。そこで意識を自分ではなく、面接官に向けてみましょう。ちゃんと話さないといけないと思うのではなく、この声はきちんと届いているかを考えることです。
緊張すると、自分の心の声にばかり耳を傾けてしまいがちです。
ですが、自分は今、どんな人と話しているのか、相手はいまどのような表情をしているのかをよく観察してみましょう。緊張しないためには、自意識過剰から抜けだし、感情をコントロールすることが大切なのです。
まとめ
面接試験で緊張しない方法。大切な「準備」と「心構え」
人はなぜ緊張するのか
緊張するのは悪いことではない
自信を持つことが緊張を緩和する
発想の転換
心がけひとつで変わる