面接 の中では 1分 間程度の 自己 PR を要求されることがあります。質問への返答と違い、自分についてのことであれば何でも自由に話せる分、何を話せばいいんだろうと悩む受験生は多いでしょう。
今回はそんな自己PRについて、面接官は何をみているのか、どのようにPRすればよいかを解説します。
面接対策には必須!1分間の自己PRにどう備える?
なぜ自己PRを要求されるのか
必ず、とはいいませんが面接の最後に自己PRを促されます。これは面接官が質問だけではわからない受験生のアピールポイントを知るのが目的です。
たとえばあなたが学外でボランティア活動をしていたとしても、面接官から何か学外で頑張った活動はありますか、という質問をされなければせっかくのあなたの強みを面接官に知らせることができません。
自己PRを促されても的確な返しができず、ピンチになってしまう受験生もいる中で、しっかりと自己PRをすることができれば周りの受験生に差をつけるチャンスにもなりえます。
面接官が自己PRでチェックするポイント
第一に自己PRの内容です。
学校の勉強以外にも知識を深めるために独自の勉強をした、部活動で優秀な成績を残した、など他の受験生にはない独自の実績をアピールできれば、これまでの面接の中でマイナスだった評価も一転プラスになりますし、もともと良い印象を持たれていたのであればさらに合格の可能性が高まることでしょう。
しかし自己PRで面接官がチェックしているのは内容だけではありません。自己PRをしている時の声や表情、態度も注意深く観察します。一般的に話し方には人の性格があらわれると考えられているからです。
どんなに素晴らしい自己PRでも声が小さく、目がキョロキョロと自信なさげな態度をとっていれば良い印象は残りません。一方、あまり突出した内容ではなくとも自信を持ってハキハキと説明することができれば良い印象を与えられます。
1分という時間に込められた意味
自己PRの時間は1分と指定されることが多いですが、面接官によっては3分であったり5分であったりすることもあるでしょう。いずれにせよ短い時間であることは変わりません。なぜこのような短い時間で自己PRを要求するのでしょうか。
単純に面接時間の都合という意味合いもありますが、もう一つの理由として論理的に説明する能力を持っているかを調べるという意味合いもあります。
論理的な考えができる生徒は課題を解決する能力が高く、何か問題が起こった時にも的確に対処できる人物だとみなされるのです。
1分間自己PRにどう備えるか
短い時間でPRするために大事なことは内容をたくさん詰め込みすぎないことです。たくさん説明したからといってそれが高評価につながるわけではありません。
限られた時間の中で説明することのできない、時間間隔にルーズな受験生であると印象付けてしまうでしょう。自己PRで取り上げるテーマは1つだけにするべきです。
自己PRで嘘をつくのも禁物です。面接官は気になるポイントがあれば質問をします。PRの内容に嘘があれば論理が破綻し、たちまち嘘をついていたことがバレてしまうでしょう。そうなってしまえばこれまでどんなに良い印象を残していたとしても台無しです。
自己PRで緊張しないために
人生の中で面接を受ける機会はそう多くはありません。今控えている面接が人生で初めての面接だという方もいるでしょう。合否を決める面接、緊張しないわけがありません。まったく危機感がないのも問題ですが緊張のしすぎも問題です。
緊張のあまり面接官の質問が耳に入らず、面接に失敗してしまったという受験生も多くいます。面接で緊張しないために重要なことは十分な練習を繰り返すことです。そもそも緊張するのは失敗するかもしれないと不安になるためです。
確実にできることを前にして緊張する人はいません。これは面接も同じで、十分な練習を繰り返し、受け答えができる自信がつけば緊張は自然と薄れます。学校の先生や友達に協力してもらい、自信がつくまで練習を重ねましょう。
まとめ
面接対策には必須!1分間の自己PRにどう備える?
なぜ自己PRを要求されるのか
面接官が自己PRでチェックするポイント
1分という時間に込められた意味
1分間自己PRにどう備えるか
自己PRで緊張しないために