明治学園中学校は福岡県北九州市にある小中高の一貫教育をおこなう私立校です。キリスト教の価値観に基づいた人間性の教育や、中高一貫だからできる独自のカリキュラムで高い指導を行っています。
今回は 明治学園中学校 の 偏差値 や特色、概要についてお話しします。
中高一貫教育を活かす指導、明治学園中学校の偏差値や概要
小中高の12年一貫教育
明治学園中学校では小学校から始まり、高校卒業までの12年間の一貫教育を取り入れています。その中でも中高では完全なる一貫教育をおおこなっているため、高校からの募集は行われていません。
完全一貫教育となる中高では、一貫教育であることの利点を生かしたカリキュラムを実施しています。
世界へ羽ばたく人材育成を目指す中高一貫教育
明治学園中学校では、人々のために生きることができる人材を輩出することこそが大きな使命であると考えています。キリスト教の価値観に根差した教育を行っていく中で、さらには世界に開かれた心を育てることにも尽力を注いでいます。
そして学校が卓越した学問を追求する場所になるよう心がけています。
この指導を行うため、明治学園では、中学1・2年の時期を「基礎期」、中学3年と高校1年を「充実期」、高校2・3年を「発展期」と3つに区分けをおこない、6年間を見通した計画的なカリキュラムを実施します。
中高一貫教育をおこなうメリット
中高と6年間連続して指導・教育をおこなえるからこそのメリットはカリキュラムが一貫できることだけではなく、共に学ぶ仲間との人間関係の中から生まれる絆や、毎日繰り返しおこなう朝の祈りなどでキリスト教の考えに基づく人間教育を無理なく習得することが可能となります。
6年間積み重ねた結果は、かけがえのない宝として子どもたちの心の中に根を張り、大きく世界に羽ばたく人材へと成長させるのです。
明治学園中学校の偏差値
明治学園中学校の偏差値は62程度と言われています。福岡県内でのトップが偏差値71の「久留米大学付設中学校」となりますので、県内では中ぐらいのレベル、もしくはもう少し優しいクラスとなります。
福岡県内は私立中学だけでなく、国立や公立の中間一貫校などレベルの高い中学が多いので偏差値のレベルは常に変動し、ランクは均衡していると言えます。
進学については、中学入学時は小学校からの内部進学者と、他からの外部入学者とほぼ半々となっていますが、高校への進学は内部進学のみとなります。
ここで先ほどお話しした6年間共に学ぶ教育・指導ができる環境が実現するのです。
将来を見据えたベースづくり
明治学園高校の進学実績をみると、圧倒的に医学部への進学率が高いことが目立ちます。しかし、これも中学校時代にきちんと適切な教育を受け、学力伸長のための土台づくりをおこなってきた成果です。
詰め込むだけの教育ではなく、多感な時期となる中学時代に他者との関わり方や思いやることを学びます。それにはルールやマナーなどの最低限以上の礼儀を学ばなくてはなりません。
その点に重きを置き、心の成長や他者との協調、さらには周りに流されない強い心をもち、主体的な行動姿勢を学んでいきます。
子どもから大人への大きな転換期の始まりとなる中学時代に、段階を経ながら自主・自立を促すための教育活動に力を入れています。それがその先に見える進学などで結果としてあらわれています。
地域に根付いた行事や、宗教色の強いイベント
地域との連携は、生徒の人間形成をおこなう上でもとても大切なことです。また地域の方の理解があってこそ学校の運営は成り立ちます。
そのため文化祭では近隣住民の方や地域の方へ明治学園を知ってもらうための試みがたくさん摂りいれられています。
またカトリック系キリスト教の学校の特色を生かした行事として、毎年5月に行われる「聖母の集い」や、12月におこなわれる「クリスマスの集い」などもとても盛り上がります。
まとめ
中高一貫教育を活かす指導、明治学園中学校の偏差値や概要
小中高の12年一貫教育
世界へ羽ばたく人材育成を目指す中高一貫教育
中高一貫教育をおこなうメリット
明治学園中学校の偏差値
将来を見据えたベースづくり
地域に根付いた行事や、宗教色の強いイベント