九州大学 は 偏差値 55~67の福岡県にある国立大学で、略称は「九大きゅうだい」です。
歴史ある九州大学の中でも特に医学部は、九州最難関と言われ世界に多くの研究業績を残しています。歴史ある九州大学の魅力についてご紹介します。
九州最難関大学の一つである九州大学の偏差値とその魅力
九州大学の歴史
九州大学は1867年に当時の福岡藩によって設立された賛生館を起源とし、その後1903年には京都帝国大学福岡医科大学となり、それ以来100年以上の伝統と歴史を持つ国立大学です。
九州最難関と言われる医学部医学科では国内では珍しく臨床だけでなく、研究も盛んで医学研究者を目指すコースも設置されています。
九州大学の学部概要と偏差値
九州大学には11学部あり、それぞれの特色ある教育を行っています。
文学部人文学部は偏差値57で、哲学、歴史学、文学、人間科学の4コースがあり、人文学的知性と教養を身につけることを目指しています。
また教育学部は偏差値60で、教育学と教育心理学の2学系があり教育、心理分野にかかわるスペシャリストの養成を行っています。
少人数ゼミで主体性や論理的思考力、表現力を育成する法学部は偏差値60で、法律と英語力を使って国際社会で活躍できる人材育成を目指しています。
混とんとする経済状況を的確に判断、予測できる能力を養う経済学部は、偏差値57の経済・経営学科と偏差値55の経済工学科があり、創造的な問題解決能力の育成を目指しています。
物理学科(偏差値57)、化学科(偏差値57)、地球惑星学科(偏差値55)、数学科(偏差値57)がある理学部では、各分野における課題探求及び問題解決能力を持つ人材を育成します。
医学部は偏差値67の医学科、57の生命科学科、55の保健学科/看護学専攻、保健学科/放射線技術科学専攻、保健学科/検査技術科学専攻があり、次世代の医療、研究などを担う人材の育成を目指しています。
偏差値60の歯学部歯学科では、信頼される歯科医及び世界に通用する研究者を育成します。
薬学部には、創薬科学科(偏差値60)と臨床薬学科(偏差値62)があり、人間の健康な生活を維持するための薬剤師及び研究者を育成しています。
工学部には建築学科(偏差値57)、電気情報工学科(偏差値57)、物質科学工学科(偏差値55)、地球環境工学科(偏差値55)、エネルギー科学科(偏差値55)、機械航空工学科(偏差値57)があり、人間社会の継続的な発展に寄与する技術者及び研究者を育成します。
芸術工学部では環境設計学科(偏差値55)、工業設計学科(偏差値55)、画像設計学科(偏差値57)、音響設計学科(偏差値60)、芸術情報設計学科(偏差値55)があり、工学の知識や技術に加え、芸術的感性を備えた設計者を育成します。
農学部生物資源環境学科(偏差値57)では、生物資源の有効な利用法を研究し、バイオテクノロジーの発展に貢献できる人材を育成します。
それぞれの学部、学科において共通していえることは、次世代を担う人材の育成に力を入れているということです。
2018年4月設置予定の「共創学部」とは
100年以上の歴史を持つ九州大学は、現在の複雑かつ多様化するグローバル社会において、さまざまな人種や宗教などの違いを持つ人々との協働の可能性を模索し、新たなものを創造できうる人材の育成を目指す共創学部を設置予定です。
教育の特色は以下5点に示されるように「共創」をコンセプトとして、新たなイノベーションの創出をはかります。
徹底した語学教育
- グローバルな視野を念頭に、高い英語力を身につける。
問題解決型のカリキュラム
- 主に人文科学、社会科学、自然科学の分野の専門的かつ高度な知識や技能を学ぶ。
実践的な協働学習
- 構想、協働、経験という学びのサイクルを通じ、チーム基盤型の共創力を養う。
海外大学等への留学
- 海外大学への留学を義務付け、国際理解やコミュニケーション能力の向上をはかる。
留学生とのクラス、シェア
- 留学生と積極的に学び、英語によるコミュニケーションを積極的にはかる。
このように九州大学では長い歴史と伝統に加え、常に未来を見すえた教育を行うことで、さまざまな分野の発展に貢献できる人材を育成し続けていると言えます。
まとめ
九州最難関大学の一つである九州大学の偏差値とその魅力
九州大学の歴史
九州大学の学部概要と偏差値
2018年4月設置予定の「共創学部」とは