京都大学 は京都市左京区にある日本で2番目に古い国立大学です。「自由の学風」を基本理念とする大学ですが、入試における難易度はトップレベルで 偏差値 の高い大学として有名です。偏差値はどのくらい高いのでしょうか。
また京都大学の個性的で面白い面などもご紹介いたします。
京都大学の高い偏差値や個性的な学校の雰囲気、入試について(前編)
京都大学の概要や教育課程
京都大学は、鴨川が流れる落ち着いた環境の良い場所に設置されています。東京大学の次に古い学校で、何事も学生の自主性に任せるという精神に基づいた教育が行われています。
10学部19研究科、それ以外にも多くの研究所や研究センターがありその数、国内でも最多となっています。
研究においては卒業生から6人ものノーベル賞を輩出していることでも有名です。
京都大学での教育は、学部が関係ない全学を対象とする「全学共通科目」と「専門科目」とにわけられます。1回生では全学共通科目と専門科目を勉強します。
そして学年が上がるにつれ専門科目が多くなります。専門科目では学部や学科、コースによって学び方にも違いがあり、講義や実習、演習などを通し技能を身に付けます。
京都大学の偏差値
京都大学の偏差値は学部や学科によっても違いはありますが、平均して66~76です。どの学部も偏差値は高く難易度も高いです。
強いて言えば文系では法学部、理系では医学部が高めとなっています。この偏差値からもわかるように、京都大学では入りやすい学部というのはありません。
京都大学の入試について
入試問題はとにかく難問が多いです。思考力が必要なじっくりと考えて答えを出す問題がよく出題されます。他の大学と比べると京大独特といえるかもしれません。しかし、かえってその方が入試対策をしやすい場合もあります。
ところが、今後の入試改革に伴ってなのか、入試問題にも少なからず変化がみられています。受験科目にもよりますが問題傾向や問題形式など今までとは少し違ってきているようです。そうなると過去問だけでは対策が万全ではありません。
過去問はもちろん大切ですが、他の大学の過去問や問題集、また塾や予備校で行われている模試などを積極的に受けるなどして実力を上げていくのも有効な対策となります。
入試では、センター試験において最低でも得点率85%以上を有します。
京大はセンター試験よりも二次試験の得点比率が高めになりますが、二次試験の問題というのはどの科目をとっても難問ぞろいであるため高い得点はなかなか取れません。
そのため得点を取りやすいセンター試験で少しでも多くの得点を取っておく方が安心です。
そして二次試験ですが、医学部以外では約50~60%の得点を必要とします。合格のボーダーラインは平均すると、得点率45~55%の辺りになります。
また、難問が多いため得意科目の得点で苦手科目をカバーするというやり方ではリスクを伴います。科目によってどのくらいの得点が取れるのか冷静に見極めた上で、各科目の対策をしなければいけません。
まとめ
京都大学の高い偏差値や個性的な学校の雰囲気、入試について(前編)
京都大学の概要や教育課程
京都大学の偏差値
京都大学の入試について