「 黒磯高校 」は栃木県那須塩原市に位置する全日制課程で男女共学の公立高校です。
呼称は「黒高(くろこう)」。「自主・友愛・不屈」という校訓を掲げる黒磯高校とはどのような高校なのか、 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
熱い気持ちが生徒の士気をあげる「黒磯高校」の偏差値や概要
黒磯高校の歴史
正式名称は「栃木県立黒磯高等学校」で、そのルーツは大正14年まで遡ります。この年、「黒磯町立実践女学校」として設立し開校しました。
昭和3年に一度「栃木県黒磯実践女学校」へ校名を変更しましたが、昭和23年の学制改革に伴い校名を「黒磯高等学校」としました。
この時はまだ黒磯町立高校として扱われていましたが、昭和25年に県立高校に移行したことで、翌年となる昭和26年に現在の校名へと変更しました。
黒磯高校のとは
黒磯高校のある栃木県は、平成27年より全県一学区となりました。学区制時代には「旧那須学区」エリアに属していました。
学校はJR東日本「黒崎駅」を下車、駅からは徒歩10分程度で駅からのアクセスは悪くありません。
現在は全日制課程で「普通科」のみとなっていますが、過去には「家政科」や「理数科」も設けられていました。
家政科は平成11年に、理数科は平成18年にその歴史を閉じました。
冒頭でもお話ししたように、校訓は「自主・友愛・不屈」ですが、礎となっているのは黒磯高校の前身となる「実践女学校建学」の精神である「愛情、清潔、従順、奉仕、勤勉」です。
教育目標は「心豊かで逞しい自立した人間を育てる」となり、校訓や教育目標をみるに、勉強だけでなく心の成長の手助けをする学校側の熱意が感じられます。
それは黒崎高校の公式ホームページに掲げられているキャッチフレーズ「燃えよ黒高」という言葉からも滲み出ています。
黒磯高校の教育と偏差値
黒磯高校の偏差値は55となります。栃木県内の私立・公立を含めた193の高校の中では38位となかなかの位置につけています。
これが公立だけになると一気に順位を上げて19位となります。先頭集団にあと少しで食い込める、油断ならない注目株です。
このような高い偏差値を保てる要因にはやはり「熱い教育」が強く反映されています。「いきいき学習活動」と銘打った学習活動では、学習の習慣化を徹底し、能力アップを図るよう努めています。
授業の充実化は当然のこと、自律的な生活習慣の中に学習を組み込める指導もおこなっています。自学自習の精神を、習慣を徹底的に身につけるために日々努力しているのです。
平日は18時40分まで、土曜日は16時まで、図書室や学習室などを開放し、生徒たちがいつでも勉強することのできる環境づくりに尽力しています。
数多い課外授業や学習合宿など、嫌でも勉強してしまう環境を整えることはとても大切なことです。
黒磯高校の進路
「夢・実現 黒磯高校」というキャッチフレーズが眩しい進路指導ではきめこまかに生徒ひとりひとりの希望や個性を尊重し夢の実現に一丸となって努めています。
学力の向上を約束し、年6回の面接習慣をフルに駆使して、メンタル面でも生徒たちのサポートができる体制を整えています。
進路実績としては生徒の半数近くが私立大学へ進路を進めています。
次いで多いのは専門学校、そして国公立大学という順になっています。
最も合格者が多いのは地元栃木の私立大学である「白鴎大学」です。2番手となるのは「国際医療福祉大」でこちらも地元栃木の私立大学として有名です。
国公立大学で多いのは「宇都宮大学」ですが、やはり進路実績をみると私立大学のほうが圧倒的です。
生徒たちそれぞれの個性や希望を鑑みて、夢を実現させる進路指導は、多彩な私立大学への進学を後押しする形となっています。
無理強いすることのない進路指導は生徒たちからも評価が高く、学校全体の雰囲気が良いことも黒磯高校の魅力です。
まとめ
熱い気持ちが生徒の士気をあげる「黒磯高校」の偏差値や概要
黒磯高校の歴史
黒磯高校のとは
黒磯高校の教育と偏差値
黒磯高校の進路