入試で学科試験に 面接 を加えている学校があります。学力試験だけでなく面接にも万全の対策をしたいものです。
なかでも集団面接はほかの生徒とくらべられやすいので、良い点をじゅうぶんにアピールします。
ここでは 高校受験 の面接でとりあげられやすい 質問 について 回答例 を示します。
好印象を残せる!高校受験の面接質問の回答例
まずは準備を万全に
高校入試がはじめての受験という生徒がいます。そのため受験にあたって何をどのように対策すればよいのかなかなか知ることはできないかもしれません。
まず学力をつけて勉強の習慣をつけることが前提ですし、やったことで面接の際の自信につなげられます。
学力の準備をすすめたうえで面接へ対処すると気持ちに余裕が生まれわりと落ち着いて対処できます。やってきた実績をもとに自分をありのままに伝えられればよいことになります。
そのうえでさまざまな点に目を向けていきます。なかでも基本的な生活習慣ができているかチェックします。習慣の反映でそれは服装、態度、姿勢などにあらわれてくるものです。
たとえばあいさつは日ごろからやっていないと面接の場だけでできるものではありません。
このように面接当日だけでなく、日常の態度が問われているといえます。
自分を見つめ知る
面接では何より自分のことを語る必要があります。
それに関連する質問として自己PR、性格の説明、中学校の部活動での自分の立場や役回りなどをたずねられることがよくあります。
面接する人はこうした質問への応答によりその生徒の性格を知ろうとします。したがって自分のことを冷静に立ち返って見つめてみます。
見つめた結果、印象としてよくないものばかりが思い浮かぶときには、言葉を変えてみます。「飽きっぽい」ならば「何事にも興味をもちやすい」などと言いかえをします。
自分を実物以上に見せる必要はありませんが、実物以下になる説明だけは避けるようにします。
ただしこれまでは「消極的」だったが、高校進学をきっかけにしてより「積極的」になりたいなどの希望を伝えることは良いと考えられます。
面接にも対策を
受験勉強とともに面接の中身にも注目します。高校に進学している先輩や中学校の先生に面接ではどんなことをたずねられるのかきいてみるのがいいでしょう。
一般的によくたずねられる質問内容とはべつに進学したい学校特有の質問があることがあるからです。
たとえば私立の学校や職業系の学科の受験の場合には、それらの学校の考え方に理解があるかどうかや学科に合った生徒を望んでいると考えられます。
進学したい学校の面接の動向を知ることはじゅうぶん対策になるといえます。同時によくありがちな質問にはあらかじめ応答を練習しておきます。
たとえば出身中学、名前などはかならず聞かれます。さらに1分間の自己PRなどはあらかじめ文章にまとめて、何度も声に出して練習しておくとよいでしょう。
さらに「中学校でがんばったこと」、「高校でやりたいこと」、「将来の夢」、「将来の職業」などは頻出の質問といえます。これらはかならず答えられるようにしておきます。
「集団生活に必要なこと」、「中学校で印象に残ったこと」、「部活動での自分の立場」、などもよくたずねられるものです。
進学先によって面接もさまざま
一部の学校では面接の方式や質問に少し工夫が加えられていることがあります。
生徒たちがグループワーキングして討議します。討議して出た結論をグループごとに発表します。
先生方はグループを見てまわりながら、それぞれの生徒がグループのなかでの発言、グループ内で意見をとりまとめます。
その討議を行う際にどのような役となったか、チームワークへの配慮はあったか、効果的に作業が進むように気を配っているかなどをみます。
その後に一般的な面接が行われることもあります。このやり方によってより多面的な人物の把握をこころみようとしています。
学力面だけでなく協調性や集団生活になじめるかどうかといった点が重視されているといえます。
まとめ
好印象を残せる!高校受験の面接質問の回答例
まずは準備を万全に
自分を見つめ知る
面接にも対策を