神奈川県の高等学校は全部で238校と1分校になります。内訳では公立 高校 が157校と1分校、私立高校が81校です。一般的に公立高校とは、県立、都立、府立、国立高校のことを指します。 神奈川 県の 偏差値 の高い学校や学校の特徴についてご紹介します。
神奈川県にある公立高校や私立高校の偏差値や学校の特徴(前編)
偏差値について
偏差値の数字というのは1つ上げるだけでも大変です。また模試によって偏差値が上がったり、下がったり、それによって一喜一憂したりと大変な想いをします。しかし偏差値というものは、あくまで目安です。志望大学を決める際の一つの目安として考えます。
偏差値の高い横浜翠嵐高校(公立高校)
この学校は神奈川県で初めて独自入試を実施しました。独自入試とは入学試験において都道府県下の公立高校で共通する入試問題ではなく、学校で独自に作成した入試問題を受験生に課すことです。独自入試によって受験生の個性的な学力を見いだすことができます。
偏差値は74で、県内では3位、全国でも29位と非常に高いです。また翠嵐高校は大学進学実績向上を目指しており、湘南高校、川和高校、柏陽高校と共に「SSKH」と呼ばれています。
大学入試では東京大学や医学部への合格者が出るなど高い現役合格率となっています。卒業生は「夜回り先生」として知られている水谷修さんや、大学教授、映画監督、アナウンサーなど多彩です。
主な行事は球技大会、翠翔祭と呼ばれている文化祭、体育祭などです。特に体育祭は横浜翠嵐高校最大の行事と言われています。誕生日ごとに4組にわかれて競技で争い、全員が活躍できる体育祭です。2か月以上前から練習や製作に励み、その日を楽しみに待ちます。
文武両道の湘南高校(公立高校)
神奈川県藤沢市にある公立高校です。部活動加入生徒は10割を超えるなど、運動や学問において文武両道を校是としています。
野球部、サッカー部とも全国優勝したことがあります。フェンシング部という珍しい部活動もあり、何度も全国大会へ出場しています。吹奏楽部、バスケ部、テニス部、陸上部、水泳部、その他多くの部活動が全国大会や関東大会に出場しています。
大規模な行事が特色の一つです。陸上記録会、文化祭、体育祭、駅伝大会などがあります。
最大のイベントである体育祭では、50年もの伝統のあるクラス対抗仮装ダンスが見ものです。全て上級生の指導のもとに行われ、準備に至っては学年の年度初めから取り掛かります。バックボードと呼ばれる巨大な絵画の製作では生徒の創造的才能が発揮されます。
授業は前期、後期の二期制で70分授業を取り入れ、勉強の進度はとても速いです。偏差値は73で神奈川県内では4位、全国では41位となります。2007年には学力向上進学重点校に指定され、2013年にはアドバンス校指定を受けました。
進学実績は2016年においては東大に16人、京大に12人、慶応大学に98人と非常に高い実績となります。卒業生には財界、司法、政治、研究、文壇など各界に多くの人がいます。
まとめ
神奈川県にある公立高校や私立高校の偏差値や学校の特徴(前編)
偏差値について
偏差値の高い横浜翠嵐高校(公立高校)
文武両道の湘南高校(公立高校)