神戸市にある公立の 神戸高校 は、兵庫県内において 偏差値 の非常に高い学校です。偏差値ランキングでは難関私立高校を押さえ2位という快挙を遂げています。
このように偏差値の高い学校ではどのような教育が行なわれているのでしょうか。神戸高校の概要なども交えてご紹介します。
総合理学科・普通科ともに偏差値の高い神戸高校について(前編)
神戸高校の概要
神戸高校は兵庫県神戸市にある県立の高等学校です。
明治29年に兵庫県神戸尋常中学校、明治34年に兵庫県高等女学校がそれぞれ設立され、さまざまな変遷を経て昭和23年に2つの学校を統合して「兵庫県立神戸高等学校」となりました。明治に設立されてから120年もの時が過ぎ、今では立派な伝統校の仲間入りです。
通称「神戸(こうべ)」、摩耶山を背に大阪湾が一望できる緑に囲まれた良い環境のなか、神戸高校の生徒たちは勉強だけでなく、部活動・学校行事・自治活動などにも積極的に取り組み、文武両道の精神を引き継いでいます。
また平成16年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けていて現在4期目となります。
驚くほどに高い偏差値
神戸高校には普通科と総合理学科の2つの学科があります。この総合理学科、偏差値が「76」もあるのです。
東大進学率ナンバー1を誇るかの有名な灘高校、灘高校の偏差値が「79」なので、偏差値「76」というのがどれほど高いのかおわかりになると思います。
普通科でさえ偏差値「70」というかなり高い数値が出ています。
兵庫県のなかでの公立・私立の偏差値ランキング、もちろん1位は灘高校ですが、神戸高校も2位というトップレベル的存在にあります。
これだけ偏差値の高い学校なので、7割以上の生徒が国立大学へと進学しています。
平成30年度の進学実績は東大(6人)、京大(25人)、阪大(34人)、神戸大(47人)、医学部医学科(11人)となっています。
私立大学へは早稲田大(15人)、慶応大(5人)、同志社大(140人)と国内最難関の大学に多数の合格者を出しています。
そして、やはり兵庫県ということで地元である関西への進学率が高いようです。
神戸高校で行われている教育とは?
偏差値が高く進学実績も良い神戸高校ですが、学校ではどのような教育を行っているのでしょうか。
普通科では基礎・基本を押さえた授業、そして大学受験を考えて応用まで発展した教育が行なわれています。授業の進度も早いので予習・復習といった家庭学習が必須となります。
もう一つの学科、総合理学科は県内の理数教育の推進を図るという役割があり、国際社会で活躍できるグローバルな人材の育成を行っています。
まとめ
総合理学科・普通科ともに偏差値の高い神戸高校について(前編)
神戸高校の概要
驚くほどに高い偏差値
神戸高校で行われている教育とは?