埼玉県越谷市に位置する「 越谷北高校 」は、男女共学・全日制課程の県立高校です。
埼玉県内で初めて「理数科」を設置したことでも有名な「越谷北高校」とはどのような学校でしょう。 偏差値 や概要を交えながらご紹介します。
穏やかな校風の名門進学校「越谷北高校」の偏差値や概要
越谷北高校とは
越谷北高校は1969年(昭和44年)に開校しました。当時は「普通科」のみが設置されていましたが、1989年(平成元年)に埼玉県内では初となる「理数科」を設置し現在に至ります。
最寄駅は東武伊勢崎線の「せんげん台駅」で学校までは徒歩約15分程度となっています。
卒業生にはワイドショーのコメンテーターなどで活躍している「社会学者」の古市憲寿(ふるいちのりとし)氏や、俳優の「佐藤健(さとうたける)」氏がいます。
明るく穏やかで、生徒同士がわきあいあいとしている学校としても高い評価を得ています。
越谷北高校の教育
「立志」「探究」「奉仕」の3本柱を校訓とし、なにごとにも真剣に、全身でぶつかって沢山汗をかき努力すること、そこからみえてくる自分の求めることに気づくこと、その継続とかいた汗の量に比例した飛躍が必ずあると校是として「流汗悟道」という言葉を生徒たちにかかげる越谷北高校は、質・時間、共に充実しバランスのとれた講習の体勢をとっています。
日々の授業を学習の中心に据え、集中を維持できる適正な時間は50分であるという理論のもと、50分授業を採用しています。
週34時間という授業数を維持するため、平日だけではなく土曜日(隔週)も含めた週6日授業をおこない密度の濃い授業をおこないます。
それはまさに校訓にある「探究」の心を伸ばす土台作りへと繋がっています。
基礎学力、授業中心のスタイルは、「真の学力」を身に着けるための大切な役割を果たしています。
大学受験に直結させるだけではなく、大学に入っても、社会に出ても、留まることなく伸び続けていく人材の育成を越谷北高校は目指しています。
越谷北高校の偏差値
開かれた学校をめざし、隔週の土曜日に行われている授業、中学生や保護者が自由に見学できる「土曜公開授業」をおこなっている越谷北高校は、県内ではかなりの名門進学校として有名です。
早朝・放課後の講習のほか、夏期講習や冬期講習も充実していることも偏差値アップに直結しているのでしょう。
越谷北高校の偏差値は「理数科」が67、「普通科」が66となり、高い数値を示しています。
埼玉県内にはハイレベルの進学校が多いことから、このような高い偏差値でも第2グループに属しています。
それでも越谷北高校がかなりの上位校であることは県内外のランキングからもみえてきます。
埼玉県内433校では28位、県内の県立高校の中では10位、全国規模でみても1万を超える高校の中で349位となりますので、かなりの高偏差値となります。
進路については国立は地元となる「埼玉大学」への合格者が最も多く、私立では東洋大学への合格者が最も多く、法政大学や中央大学なども名前があがります。
越谷北高校の部活動
越谷北高校では文化部の活動がめざましいと有名です。
「科学部」や「新聞部」は全国大会の常連で多くの輝かしい成果を残しています。
「吹奏楽部」も東日本学校吹奏楽大などで金賞を幾度となく受賞する実力を誇ります。
運動部も文化部に続けと精力的に活動をおこなっており、中でも「パワーリフティング部」は「全日本選抜高等学校パワーリフティング選手権大会」などで何度か入賞している実力派です。
部活動の数は運動系が15個、文化系が18個、合計33個もありかなり豊富です。
珍しいものでは「天文気象部」などがあげられます。
県立の高校としてこれだけのバリエーション豊富な部活動を誇ることは珍しく、どの部も積極的に活動をおこなっています。
進学校として文武両道を成し得ていることには、学校側の配慮も大きく、運動系の部活動は週に1回の休みを取るように指導しているため、学業との両立の負担が軽減されています。
まとめ
穏やかな校風の名門進学校「越谷北高校」の偏差値や概要
越谷北高校とは
越谷北高校の教育
越谷北高校の偏差値
越谷北高校の部活動