駒澤大学 は東京都世田谷区に本部を置く私立大学です。同じ世田谷区内に「玉川キャンパス」と「深沢キャンパス」を設け、7つの学部と1つの研究部で構成されています。
今回はこの駒澤大学の 偏差値 や概要についてご紹介いたします。
日本でも珍しい学部・学科のある駒澤大学の偏差値や概要
駒澤大学とは
通称「駒大」もしくは「駒澤」と呼ばれて親しまれている駒澤大学は、文禄1年に設立された、駿河台の吉祥時の「学林」が前身となります。
その後、学校の移転・名称の変更などを繰り返し、大正2年に現在の場所となる世田谷区駒沢へと移転することとなりました。
そしてまた時を経た大正14年に大学令から認可が下り、名称を現在の「駒澤大学」へと改称しました。同年、旧1号館が完成し駒澤大学の幕開けとなりました。
珍しい学部が2つもある大学
駒澤大学は7つの学部と1つの研究部が設けられています。
その中でも日本でたった1つしかないと言われている学部が「仏教学部」の「禅学科」です。
純粋に仏教研究を行うことを目的とした「仏教学部」のなかで「禅学科」ではその名のとおり、禅の精神や仏教の心を重点的に学びます。
その中から普遍的な人間力をもつ人材の育成を目指しています。
もう1つの珍しい学部といえば「医療健康科学部」です。平成15年に開設されたこの「医療健康科学部」はなんと日本で唯一、駒澤大学にしかない学部です。
たった60名という少数精鋭の定員で、密度の濃い授業を行います。幅広い教養をもち、それ相応の品格を兼ね備えた「診療放射線技師」を育成することを目的とした学部です。
この2つは駒澤大学について語る際必ず登場する学部ですが、実はもう1つ珍しい学部があります。
それは平成18年に開設された「グローバル・メディア・スタディーズ学部」です。
グローバル化がめざましい現代において、世界を舞台にして活躍できる語学力や、情報リテラシーの習得をメインに、さまざまなメディアのコンテンツの置く深くにある本質を理解し、その上でそれらを駆使できる力を兼ね備えた人材育成を目指しています。
ちなみにこの学部は、日本一長い名前の学部としても有名です。
駒澤大学で一番偏差値が高い学部
駒澤大学で最も高い偏差値を誇るのは、偏差値57の「文学部」です。定員は約826名。目先の変化だけにとらわれることなく、視野を広げて本質を追求する学部です。
「国文学科」「英米文学科」「地理学科」「歴史学科」「社会学科」「心理学科」の6つからなる学科があり、なかでも「国文学科」の偏差値が最も高くなっています。
学内最大学生数を誇る学部なだけあり、人気も偏差値もトップクラスということになります。
珍しい学部、それぞれの偏差値
珍しい学部・学科があるなか先ほどもお話ししたとおり、日本国内の大学ではたった2つしか開設されていない「禅学科」のある「仏教学部」の偏差値はおよそ45程度と言われています。
日本で駒澤大学にしか開設されていない「医療健康科学部」の偏差値は、学内3番目となる偏差値で52となっています。
もっとも若い学部となる「グローバル・メディア・スタディーズ学部」の偏差値は学内で2位となる53程度と言われています。
ちなみに駒澤大学の7つの学部のうち偏差値53は4つとあるため、学内では平均的な偏差値といえます。
入試倍率、人気が高い学部は
平成29年度の入試倍率をみると、最も高い値となるのは「経済学部」の「現代応用経済学科」で15.18%となります。
志願者数も前年度より600名近く増えており、人気の高さが伺えます。
2番目に倍率が高いのは駒澤大学にある唯一の学部「医療健康科学部」の「診療放射線技術科学科」です。
こちらの倍率は15.14%となり、前年比としては60名ほど少なくなっていますが、定員数62名に対し600人以上の志願者数となりますのでかなりの狭き門となっています。
まとめ
日本でも珍しい学部・学科のある駒澤大学の偏差値や概要
駒澤大学とは
珍しい学部が2つもある大学
駒澤大学で一番偏差値が高い学部
珍しい学部、それぞれの偏差値
入試倍率、人気が高い学部は