神奈川県川崎市に位置する「 川崎市立川崎高等学校附属中学校 」は、併設混合型の中高一貫校です。
ゆとりある教育をめざし平成26年に開校した付属中学となる「川崎市立川崎高等学校附属中学校」の 偏差値 や概要についてご紹介します。
こころを育てる「川崎市立川崎高等学校附属中学校」の偏差値
新たな歴史を描き始めた「川崎市立川崎高等学校附属中学校」
平成26年4月に開校した「川崎市立川崎高等学校附属中学校」は、まだまだ歴史の浅いこれからの付属中学校です。
平成19年の7月に川崎市が策定した「市立高等学校改革推進計画」によって、市立川崎高校は6年間というゆとりある学校生活の計画的・系統的な教育活動をめざし、併設型の中高一貫校への改編を決定しました。
この時、老朽化が激しく、懸念されていた高校校舎の改築工事も同時に行われることが決定し、付属中学開校と同時に新校舎も竣工する運びとなりました。
ちなみに同じ平成26年には定時制課程に昼間部が設置され、定時制課程は2部化されました。
川崎市立川崎高等学校附属中学校の偏差値
川崎市立川崎高等学校附属中学校の偏差値は55と言われています。参考に、川崎高校の偏差値は「普通科」「福祉科」が44、「生活科学科」が42程度なっています。
神奈川県内は偏差値の高い私立中学が多いため、55という高めの偏差値であるにもかかわらず先頭グループには食い込めないのは残念です。
同等程度の神奈川県内の私立中学校では「聖セシリア女子中学校」や「捜真女学校中学部」「横浜女学院中学校」の名前があげられます。
充実した学生生活に魅力あり
実は川崎市立川崎高等学校附属中学校の口コミ評価をみると、なんと神奈川県内1位とまで言われているほどの魅力あふれる中学校となっています。
その中でも「いじめの少なさ」「施設」が1・2位を占め、「校則」「制服」が続きます。熱心な先生が多いことから学習面でも高い評価を得ています。
穏やかな生徒が多い校風もあいまって、学生生活を送りやすい環境が整っていると言えるでしょう。
学習面については、受け身にならない自主性を育てる取り組みが多くおこなわれており、生徒たちは朝や放課後、自主的に自習施設を利用した学習をおこなっています。
まだ付属中学校からの大学進学実績が出ていませんので、これらが反映されることに注目が集まります。
豊かな施設と環境
中高一貫であることの強みを生かせるのは施設の充実度です。広い体育館に講堂もあり、人工芝のグラウンドが広がります。
残念ながら温水ではないのですが、室内プールも完備していますので、天候に左右されることなく授業や部活動に打ち込むことが可能です。
教室には鍵付の個人ロッカーがあり、電子黒板やプロジェクターを完備し、あらゆるスタイルでの授業に対応しています。
校内には休憩スペースが随所に設けられており、生徒や保護者の憩いの場として提供されています。全体的に落ち着いた雰囲気といった印象です。
川崎市立川崎高等学校附属中学校の教育・特色
未来をリードする人材育成を目指す川崎市立川崎高等学校附属中学校の教育理念は「こころ豊かな人になろう」です。
自分の良さを伸ばすこと、知識を求めて追及すること、他者を思いやる心、未来へ大きく羽ばたくための鍛えられた心身。すべてにおいて、豊かであることを目標とし生徒たちへの指導を行っています。
教育面では「体験・探求」「ICT活用」「英語・国際理解」の3つの柱を軸とし社会で活躍する、貢献できる人材になるためのスキルを培います。
朝と放課後に行われる「e-ラーニング」ではパソコンを使用し15分間の学習を行います。
5教科を中心とした基礎学力の向上を目的とし、さらには希望者に対する英検対策なども積極的に行っています。
勉強とは教科書に向き合うだけではないという観点で6年間共に学ぶ仲間との人間関係の基盤を作るための特別活動にも重きを置き、川崎市との地域密着型のさまざまな計画を実施。
このことにより生徒たちがよりよい関係で学校生活を送れるように努めています。これこそが「いじめが少ない」という評価に行かされているのかもしれません。
まとめ
こころを育てる「川崎市立川崎高等学校附属中学校」の偏差値
新たな歴史を描き始めた「川崎市立川崎高等学校附属中学校」
川崎市立川崎高等学校附属中学校の偏差値
充実した学生生活に魅力あり
豊かな施設と環境
川崎市立川崎高等学校附属中学校の教育・特色