川越高校 は 偏差値 69と埼玉県下では難関校として地元では有名な高校です。また、スーパーサイエンスハイスクール指定校でもあります。
偏差値の高い学校ではありますが、勉強だけではなく部活動や学校行事にも力を注ぎ、生徒自身が学生生活を楽しむことのできる高校として評判のよい学校です。
川越高校の偏差値 ~SSH指定校の魅力~
川越高校の概要
川越高校は埼玉県川越市郭町にある埼玉県立の男子校です。最寄り駅からのアクセスは東武東上線川越市駅より徒歩25分、西武新宿線本川越駅より徒歩20分です。東武バス神明町車庫行き一番街下車7分ですが、ほとんどの生徒は駅から徒歩で通学しています。
明治32年に埼玉県入間郡川越町に埼玉第三尋常中学校が開校し、明治34年に川越中学校として改称したのが始まりです。地元では川越工業高校と区別するために、通称「かわたか」と略されていますが、学内では「かわこう」と呼んでいる生徒が多いです。
川越高校の偏差値
川越女子高校とともに埼玉県立高校の中では浦和高校、浦和一女に次ぐ名門校として知られています。近年、大宮高校や所沢北高校の台頭により偏差値では大きな違いがなくなってはいますが、伝統校として数多くの出身者が社会で活躍しています。
偏差値は69で、埼玉県では153校中7位です。西部地区では最上位なので偏差値70以上ある生徒も多く、大学の合格者数では県内トップクラスです。併願校は川越東高校・城北埼玉高校・西武文理高校などがあります。
川越高校の教育の特色
スーパーサイエンスハイスクール指定校で総合的な学習の時間や部活動で研究活動を実施しています。教育課程は2年次で文系と理系にわかれ、3年次文系は国公立大学文系と難関私立大学文系にさらにわかれてクラス編成をしています。
部活動が盛んで弓道部は古くより全国大会などで活躍しています。水泳部、新聞部、物理部なども輝かしい成績を残しています。
川越高校の育成する3つの力
川越高校では3つの力を目指しています。
- 大学に入る力
- 大学で伸びる力
- 社会に貢献し活躍する力
学業だけでなく、学校行事や部活動にも真剣に取り組む生徒が多い高校です。
川越高校の魅力
川越高校は県内ではトップクラス、西部の公立では一番学業が優秀な生徒が通う学校で有名です。
70年安保の時代に、従来からあった「生徒心得」を見直す運動がおこり、生徒憲章が制定されました。集会やサークル結成の自由、掲示・印刷物などの表現の自由、各自の意志による服装の自由が保障されています。
ゆえに校則という規則が存在しない学校として近隣では有名です。自由な校風ではありますが、生徒自身の自己管理がしっかりしているために学業がおろそかになったりすることなく、それぞれが学校行事などで多彩な才能を発揮しています。
入場者1万人を超えるくすのき祭と呼ばれる文化祭では部活や有志の団体がさまざまな取り組みに励んでいます。
ウォーターボーイズのモデルとなった水泳部のシンクロナイズドスイミングの発表では多くの人が見学し、プールサイドに入れなかった人は校舎の廊下から除くほどの大盛況ぶりです。
くすのき祭の入場門は圧巻の出来栄えで、門班として招集された有志が1年前から準備をしているほどの力の入れようです。また、文化祭最終日での後夜祭では伝統の踊り「ハッチ」などを周辺の県立高校の学生と踊るイベントが開催されています。
川越女子高校との関係は?
同市内にある川越女子高校とは姉妹校ではありませんが、歴史的に交流が行われています。かつてはロングホームルームと呼ばれる「LHR」で合同コンパが行われることもあり、川女との交流を図っていました。
また、くすのき祭には川越女子高校の生徒が集まり、反対に川越女子高校の文化祭「紫苑祭」では川越高校の生徒が来校するなどの交流が今でも行われています。
川越高校の出身者
川越高校の出身者で有名なのはノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章・東京大学宇宙船研究所長ですが、多くの著名人を輩出しています。
- 内田康夫 (作家)
- 冲方丁 (作家)
- 堀江政史 (アナウンサー)
- 小久保知之進 (アナウンサー)
- 川俣則幸 (サッカー選手)
- 市村正親 (タレント)
- 綿貫惣司 (プロ野球選手)
- 辛坊治郎 (アナウンサー)
- 阿部一元 (スポーツ選手)
まとめ
川越高校の偏差値 ~SSH指定校の魅力~
川越高校の概要
川越高校の偏差値
川越高校の教育の特色
川越高校の育成する3つの力
川越高校の魅力
川越女子高校との関係は?
川越高校の出身者