春日部共栄高校 は、埼玉県の普通科私立高校の1つです。普通科には選抜コースから特進コースまでの3つのコースがあり、 偏差値 は62から68となっています。国際教育や医療教育に力を入れており、海外の大学や医学部医学科への進学実績を積み重ねている高校でもあります。
今回はそんな、春日部共栄高校の魅力をお伝えします。
偏差値ではなく国際力を磨く。春日部共栄高校の魅力
団結力と説明力を高める“合格ろう会”
春日部共栄高校には、1年生から3年生までを対象とした、“合格ろう会”というグループがあります。“合格ろう会”では、東京大学などの難関大学入学を目指す生徒が集まり、自主的に勉強会を開き、生徒同士の指導や質問が行われています。
近年の入試傾向として、センター試験のような穴埋め式ではなく、記述や面接などが重視されるようになってきました。それは、現代社会においてプレゼンテーション能力などの、自分の知識を相手にわかるように伝える力が求められるようになってきたためです。
そういった意味で、“合格ろう会”は、まさに大学入試に合格するために最適な場として機能しています。
医療の知識を深める、メディカル論文講習
春日部共栄高校では、医療の知識を深めるため、メディカル論文講習という授業があります。この講習では、医学博士などの外部講師を招き、医療問題や倫理問題といったテーマについて話し合いを行います。
こうしたテーマは、自主的な学習が難しい一方で、難関大学・学部の面接や小論文で取り上げられがちです。生徒たちはこの講習を通して、表面的な意見や志望動機ではなく、自分で考えぬいた理念を作ることができるのではないでしょうか。
春日部共栄高校では、メディカル論文講習以外にも、考える力をのばす授業を展開しています。このような取り組みの積み重ねによって、医学部医学科などの医学系大学への高い合格実績をほこっています。
生徒の視野を広げる国際交流プログラム
春日部共栄高校では、国際交流にも力を注いでいます。修学旅行に海外へ行くだけではなく、留学プログラムが4種類あり、1週間のものから2ヶ月程度のものまで幅広くあります。
これは、国際化という時代の要求に応えた指導を行っているためであり、“時代とともにある教育”の理念にもとづいています。多感な時期に行う異文化交流は、生徒の人生を変える大きなきっかけになるはずです。
実際に春日部共栄高校では、国際化をみすえて、海外の大学や大学院に進学する卒業生も輩出しています。
文武両道を支援する校風
春日部共栄高校では、部活動をしながら難関大学や難関学部に合格する生徒を多く輩出しています。医療現場やグローバルに活躍する人材は、知識だけではなく、部活動や学園祭など、集団で活躍する経験が問われるようになりつつあります。
面接においては、集団の中でリーダーシップをとった経験の有無などが加点の要素としてあげられます。春日部共栄高校では、吹奏楽部をしながら、医学部医学科に合格した生徒などの例が紹介されており、文武両道の体現例として紹介されています。
卒業生などの声では、頑張ったこととして、部活動をあげている生徒が多くいました。勉強ばかりでも良いとは思いますが、いろいろなことに挑戦する部活動は、生徒の精神的な成長に大きく貢献しています。
ストレスに晒される機会が増えている現代においては、精神的なタフさは必要不可欠です。そういった意味でも、春日部共栄高校は将来活躍できる生徒を育む場としての魅力があるとご紹介できます。
まとめ
偏差値ではなく国際力を磨く。春日部共栄高校の魅力
団結力と説明力を高める“合格ろう会”
医療の知識を深める、メディカル論文講習
生徒の視野を広げる国際交流プログラム
文武両道を支援する校風