さまざまな場所で長く活躍できる仕事の一つに 看護 師があります。高齢化により今以上に必要になる看護分野ですが、看護師になるには資格が必要です。
まずは大学や 専門学校 に通う必要があるので学校を受験します。では受験で行われる 面接 ではどのような 質問 が多いのでしょうか。
看護師養成の専門学校、面接でどのような質問をされるの?
専門学校ならではの特徴
看護師を養成する学校には大学や短期大学、専門学校などがあります。この中で一番多くの看護師を養成しているのが専門学校です。
専門学校は実習が充実しているという特徴があります。そして知識を得るための勉強面はもちろんですが、実践的に行う実習が多いので総合的にみても充実した学びができます。
卒業すると看護師国家試験を受けることのできる資格がついてきます。試験に合格すると看護師の登録手続きというものを済ませます。そうすれば看護師の職に就くことができます。
受験の入試項目や面接の重要性
看護師を養成する学校に入るためにはまず受験をして合格しなければいけません。看護の分野は昔と変わらず今も人気のため受験する場合は倍率も気になるところです。
倍率が高くなるほど合格する確率も減るので、幾つかの学校を視野に入れて複数校を受験する方が望ましいです。
そして受験日が重なることも多いので自分に合う学校をよく考えて選ぶ必要があります。
専門学校の場合、2~4科目の学科試験、小論文、面接が行われます。どれも大事な受験項目ですが、特に重要視されるのが面接だといわれています。
なぜ面接が重要か、それは看護師という仕事は覚悟が必要だからです。人の命を預かるという面では、精神的にも体力的にも大変でいい加減な気持ちではできない仕事です。
また多くの患者さんと接するために高いコミュニケーション能力のある人が求められます。
これらのことは学科試験だけではわかりません。面接を行うことにより、看護師に対する意気込みや意思の強さ、仕事に対してどのくらい理解できているのか、また看護師に向いているか、などと学校側が知りたい情報が面接でわかります。
よく聞かれる面接での質問
どの専門学校でも面接で聞かれる内容は大体同じです。どのような質問をよくされるのか、どのように答えるのがベストなのかあげてみましょう。
なぜ看護師になりたいのか
ほとんどの学校で聞かれる質問です。意義があって専門性があり、というマニュアル通りの答え方よりも、自分があえて看護師を選んだ理由について、自分の想いを伝える答え方の方が良いでしょう。その上で真剣さもしっかりと伝えましょう。
どういう看護師になりたいか
自分はどのような看護師になりたいのか率直に述べます。看護師の仕事を理解した上で自分の理想を思うように述べれば良いです。
この学校を志望した理由
この学校の認知度がどのくらいあるのかわかる質問であり、たいへん聞かれることの多い質問です。事前に受験案内などを確認しておきましょう。
そして学校の校風やカリキュラム、特徴などについて触れながら答えましょう。
また養成学校のなかで、なぜ専門学校を選んだのか、ということに着目した質問だと把握しておかないといけません。
実習は大変だけれど大丈夫か
どのくらい意欲的で、看護師になりたいという強い意思があるのかをみています。
また忙しくてきつい仕事なので、体力的にも大丈夫ということをアピールしましょう。
看護師になることを家族はどう思っているのか
家族の協力度を聞いています。看護学校はとにかく覚えることも多く忙しいので、周りの環境によって学業に専念できないと困ります。
家族の応援やより良い環境というのは、これからの学生生活にとってプラスとなり充実した学びにも結びつきます。
趣味や特技
趣味や特技からその人の人柄について見られているので、しっかりアピールをしましょう。
自己PR
これもよく聞かれますね。時間も限られているので何か一つに絞り答えるのがベストです。
この他の質問で、看護学校という面から医療分野の質問もよくあります。
「血を見ても平気か」「放射線は怖くないのか」「もし患者さんに嫌われたらどうするのか」「なぜ医者ではなく看護師になりたいのか」「ナイチンゲールはなぜ有名なのか」などと医療面のなかでも広く取り上げられて質問されることがあります。
しかし、どんな質問をされても言葉を選びながら瞬時に答えなければいけません。
看護に必要な知識について調べておくことも大事ですが、自分の性格や特徴、得意なこと・苦手なことなど冷静にみてくことも大切です。
面接はチャンス!
面接だから正しい答え方をしないといけない、と思い変に緊張しなくても大丈夫です。看護師になりたいのなら「看護師」について理解をし、志望する専門学校についても調べておきます。
すると、学校側がどういう人材を求めているのかがわかります。それがわかれば面接はそう大変なものではありません。
学科試験が思うようにできなかったとしても面接で挽回できるチャンスです。
まとめ
看護師養成の専門学校、面接でどのような質問をされるの?
専門学校ならではの特徴
受験の入試項目や面接の重要性
よく聞かれる面接での質問
面接はチャンス!