「個性を尊重する学校、金沢高校の概要や偏差値について(前編)」では、 金沢高校 の成り立ちや教育理念についてご紹介いたしました。
後編では、金沢高校のコース別 偏差値 やサポート体制についてお伝えいたします。
個性を尊重する学校、金沢高校の概要や偏差値について(後編)
4つのコース
生徒それぞれが自分の目標や夢に向かって未来を切り開くために4つのコースが設置されています。
Sコース
高いレベルの学力を育て、難関国公立大学の現役合格を目指すためのコースです。ハイレベルな授業が行われ進度も速く、定期考査以外にも定期的なテストが行われています。
国語・数学・英語の3教科には特に力を入れ、授業時間も多くなっています。ひとり1台タブレットを所持し、タブレットによる宿題や課題も出ます。
「Classi」という学習支援システムで個別学習も積極的に行います。
部活動は、野球・バスケ・サッカーなど学校独自で指定されている部活動以外は入ることができます。
しかし補習や勉強合宿などの予定が入った場合はそちらが優先となります。
特進コース
国公立大学や難関私立大学を目指す生徒や、学習意欲の高い生徒が対象のコースです。
このコースでも国語・数学・英語に力を入れ、授業以外で補習が行なわれています。「Classi」を取り入れた家庭用学習も行なわれています。
ペア学習やグループ学習も行われコミュニケーション能力を養います。また部活動の制限はありませんが、補習や課題テストなどを終えてからの参加となります。
進学コース
大学・短大・専門学校などの進学を考える生徒に対応したコースです。勉強と部活動の両立を目指しますが、大学入試レベルの学力を育成します。
多様な進路に対応したカリキュラムを取り入れ、大学進学を考えながら課外活動にも積極的に参加できるというのがこのコースの特徴です。
スポーツコース
野球・バスケ・陸上・サッカーなど、学校が特定強化部として決めている部活動への入部が原則となります。
そして県下トップレベル・全国レベルまで意欲的に目指す生徒たちのためのコースです。
スポーツ推薦や指定校推薦ということを視野に入れながら文武両道の精神で進学や就職を実現します。野球部へ入部希望者はこのコースを選ぶ必要があります。
6時間目が終わるとすぐに部活動へ参加できるカリキュラムとなっています。
このコースでは、科目数の多い理系はなく文系のみになっているので、そのぶん部活動に一生懸命取り組むことができます。
コース別の偏差値は?
- Sコース 62
- 特進コース 59
- 進学コース 49
- スポーツコース 47
偏差値はコースによって差があります。Sコースの62というのは、石川県内の私立高校においては2番目に高い偏差値となっています。
主な進学実績は金沢大学や富山大学となります。
夢や目標の実現に向けて~サポート
金沢高校では志望校合格という枠組みだけでなく、将来の夢や目標に向けた進路指導が行われています。
1年次では自分の将来の目標を見つけ出し、2年次では自分の進路について研究心を持つ、イコール、研究することの大切さを学びます。
この学校はコースによって偏差値も違い、またカリキュラムの違いもあります。生徒一人ひとりが将来を見据えて自分に合ったコースを選びます。
そして生徒各人の個性や価値観を尊重するというこの学校の教育、その環境のなか生徒たちは将来の夢や目標を見つけ出します。
金沢高校にはそれをバックアップしたりサポートする体制が整っています。
多くの模試や面談、また夏季休業を利用して勉強合宿が行なわれています。自主学習、講義などを通し、学習に対して努力を続けることの大切さを学びます。
生徒と保護者を対象に大学訪問を行っています。大学生との懇談会を実施し、大学の雰囲気を知ると共に進路選択にも役立ちます。
まとめ
個性を尊重する学校、金沢高校の概要や偏差値について(後編)
4つのコース
コース別の偏差値は?
夢や目標の実現に向けて~サポート