兵庫県加古川市にある「加古川東高校」は男女共学・全日制の公立高校です。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校としても認定され現在に至る進学校として有名です。
兵庫県内でもベスト10圏内にランクインする 加古川東高校 の 偏差値 や魅力についてご紹介いたします。
兵庫県屈指の名門進学公立校「加古川東高校」の偏差値や概要
加古川東高校とは
1924年に創立された加古川東高校は普通科と理数科の2つのコースを設置しています。学区は第3学区となりますが、「理数科」は県下全域からの出願が可能となっています。
SSH指定校と言うこともあり、第3学区内では公立高校ではトップに位置している実力を誇ります。授業の速度が速いため、ついていくことが大変だという声もありますが、その分周りをみて自分も頑張ろうと思える環境が作り上げられていることが魅力です。
ですが勉強だけでは立派な人材育成とはなりません。「自治創造、明朗親和」の校訓どおり、勉強やイベント、部活動などにも積極的に参加できる雰囲気・環境づくりにも定評があります。
生徒たちの自主性を尊重するべく、進学校としては校則はあまり厳しくないことも、逆に生徒たちの自主私立の精神を養っているといえるでしょう。
加古川東高校の偏差値と進路
加古川東高校の偏差値は兵庫県内ではかなり高く、ベスト10圏内の常連です。
偏差値は「理数科」が72程度となっており、これはかなりの高い偏差値です。兵庫県内で1位となる高校は、西の王者「灘高校」ですが、こちらの偏差値がおよそ78程度となりますので、公立の高校でこの偏差値がどれほどの高さかは一目瞭然です。
ちなみに「普通科」でも69程度はありますので、全体的に偏差値は高い高校であることがわかります。
平成29年度の進路実績をみると、東大に1名、京大に4名が現役合格を果たしています。土地柄もあって最も多いのは「神戸大」で次いで多いのは「大阪大」となっています。どちらも20名前後が現役合格をしていますので、なかなかの実力です。
私立大学では80名近い現役合格者を出したのは「関西学院大学」ですが、立命館や同志社などの関西の名門難関私立大学への合格者もそれぞれお20名近く出ています。
魅力ある取り組み
個性を伸ばすことを第一にする「普通科」と、より高度に・より専門的にそこでしか学べないものをと謳う「理数科」、どちらも魅力ある取り組みに力を注いでいます。
個性を伸ばすという目標を掲げている普通科では、生徒一人一人の個性を開花させるべく多様なカリキュラムや類型を用いた学習活動の展開を行います。
それは校訓にある「自治創造」を発揮することのできる体育祭などのイベントなども含めた、人間教育となっています。ここでしか学べない教育を目指す「理数科」ではSSH指定校でもあることから、高度な専門性と高い倫理観を培うための指導を行っています。
理数科の教育目標は「国際社会でリーダーとして活躍できる人材の育成」、そして「地域社会へ貢献できる人材の育成」です。
「理数数学」「理数物理」「理数化学」「理数生物」「自然科学」「自然科学概論」これら6つの専門科目や、探究心を高める体験型学習、地域のアドバイザーを迎えて共に考える「課題研究」、そして科学者としての素質を養う「科学倫理」「科学英語プレゼンテーション」など、私立高校も顔負けの徹底した教育と、それを会得するための教育環境を提供しています。
加古川東高校の部活動
「自治創造、明朗親和」の校訓どおり、文武両道であることにも重きを置いている加古川東高校では部活動も盛んにおこなわれています。
授業の速度が速く難易度も高いため、塾などを併用している生徒も多いですが、その中でもきちんと時間をやりくりし、部活動や行事などにも積極的に参加していることも加古川東高校の特徴の1つと言えるでしょう。
文化部22個
- 演劇部/雑誌部/美術部/合唱部/書道部/吹奏楽部/邦楽部/軽音楽部/写真部/茶道部
- 華道部/放送部/新聞部/ESS部/JRC部/HRC部/アマチュア無線部
- 自然科学部(生物班・地学班・化学班・数学班・物理班)
運動部12個
- ソフトテニス部/バレーボール部/柔道部/剣道部/硬式野球部
- 卓球部/バスケットボール部/陸上競技部/ソフトボール部/バドミントン部
- サッカー部/水泳部
その他には「応援団」「将棋同好会」などもあり、個性豊かでバラエティに富んだ部活動が行われています。
文化部では吹奏楽部や自然科学部の「地学班」と「物理班」が、運動部では陸上や野球部が実力の高さが認められています。
まとめ
兵庫県屈指の名門進学公立校「加古川東高校」の偏差値や概要
加古川東高校とは
加古川東高校の偏差値と進路
魅力ある取り組み
加古川東高校の部活動