塾講師というバイトは大学生に人気があります。大学受験を乗り切ってきた人にとって勉強を教えるというのは得意分野であり、また時給が高いのも魅力的なところです。
塾 講師 はどのような仕事をするのか、 バイト をするのに 学歴 は必要か、学校と両立できるのか、などについてお話しします。
人気の塾講師のバイトに学歴は必要か?(前編)
今どきの塾の主な指導方法
主な塾の形式は「集団指導」と「個別指導」になります。
集団指導は1人の講師が数人から数十人位の生徒を指導します。教壇に立ち、一斉に同じ勉強を教えます。
塾にもよりますが、指導マニュアルに沿って毎回具体的な指導方法と予習が欠かせません。
また生徒全員の様子を見ながら上手に授業を進めていかなければならないので、ある程度経験のある人を採用するところが多いです。
一方個別指導は1人の講師が1~3人を教えるというスタイルが多いです。そのため生徒一人ひとりに合った指導内容を計画する必要があります。
一人の生徒だけに偏らないでバランスよく指導しなければいけません。
また集団指導と違って授業内容が理解できない場合は、根気よくわかるまで教えるという個別指導ならではの体制があります。
個別指導の塾は最近特に増えてきています。塾講師はほとんどの場合が大学生のバイトになります。教室の中に正社員は1人か2人で、主に教室長などのまとめ役的な存在です。
指導のやり方は塾によって違いますが、カリキュラムがしっかりありそれに沿って指導する塾もあれば、ある程度は講師にお任せという塾もありさまざまです。
集団指導の方は、高校受験や大学受験などある目的に向かって全員同じ方向へと進みますが、個別指導の方は同時に指導する生徒の学年もバラバラで、指導方法も生徒一人ひとりに合わせます。
初めて塾講師のバイトを始めるなら集団指導よりも個別指導の方が教えやすいと言われています。
塾講師の仕事はどんなことをするのか?
まずは生徒の進路に合わせて授業計画をたてます。塾のカリキュラムに沿って授業を進めることになります。
塾で使用しているワークや問題集があれば、それを進めていく形になりますが、塾によっては講師のおすすめの参考書などを取り入れてもいい所もあります。
中学生を教える場合、高校受験レベルまで対応できる人が求められます。特に中3にもなると勉強の内容も難しくなり、受験対策をする必要も出てきます。
志望校もバラバラなのでそれに合った内容で進めていかなければいけません。生徒に質問された時も、すぐに的確に答えられる能力が求められます。
高校生を教える場合は、その先に大学受験が待っています。そのため講師は大卒以上の学歴や、現役の大学生ということになります。
特に高校受験や大学受験を経験した人は勉強だけでなく、受験のノウハウも教えることができ塾側にとっては重宝的な存在です。
そして受験対策だけでなくテストや模試の対策も行います。学校によって対策方法が違うので生徒一人ひとりに合わせなければなりません。
また講師自身に指導を任せる塾では、講師の作成したテストをさせてその後に解説授業を行ったり、授業前の小テスト、時間を計って英語の長文をさせたりと講師による工夫が見られます。
まとめ
人気の塾講師のバイトに学歴は必要か?(前編)
今どきの塾の主な指導方法
塾講師の仕事はどんなことをするのか?