現代は公立の学校ではなく私立の学校で小学校からの受験も珍しくなくなっています。各省庁が発表している統計からそれは富裕層が主であり、高校で初めて受験を経験する方が多数派だとうかがえます。
ここでは受験を高校や大学などに絞った形で 受験 勉強に役立つ 名言 を紹介します。
受験勉強の考え方を変える名言
受験勉強が辛くなるときに考えがちな事
受験勉強をしていると勉強疲れや遊べない不満等のさまざまな理由から「この勉強が受験以外で何の役に立つのか」などの疑問で学習意欲を失ってしまったりする事は多々あるでしょう。特に何かしらのスランプに陥ると勉強の意義を見失う事も多いはずです。
勉強が辛くなった時に思い出したい言葉
勉強のモチベーションが下がった時の励みになる名言に“少くして学べば、則ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず”というものがあります。
これは、江戸時代の儒学み者(佐藤一斎)が書いた(言志四録)の三つ目(言志晩録)に記載されているもので、意訳すると“子供の頃に学んだ人は成人になった時に大成する。
成人してからも学んだ人は年老いても衰えない。年老いてからも学んでいた人は死んだ後も朽ちる事はない”
となります。受験勉強になるとその目的は『志望校に入学する為の勉強』になる方が多数になる為に勉強のモチベーションを維持する事が難しかったり、他の理由が見い出せずに勉強が辛くなって躓いたり、過去の出題傾向から見た問題集の丸暗記になりがちです。
しかし、目線を変えて今の勉強は自分の将来に対する先行投資だとしたらどうでしょう。何らかの形でも将来的に役に立つと思えば問題集の丸暗記ではなく、何故その答えになるのかと言う勉強方法になるはずです。
すると知らなかった知識を得る楽しみが必然的に生まれますし、問題集の丸暗記ではないため新しい傾向の出題にも知識の応用で対応できます。
どの教科も何かしらの役に立つ
例えば、英語は外国人とコミュニケーションが可能であるという面で将来的に役に立つ事が保証されています。
また、理科系の知識があれば化学反応等を利用して手品の様な事さえできる様になります。
よく受験勉強以外では役に立たないと言われる算数や数学でも同じで、数字を扱う職業はいくら電卓やコンピューターで計算可能であるとしても計算の理屈がわかっていなければ正しい計算はできません。
しかし、計算の理屈がわかっていれば電卓やコンピューターが使えない状況になった時、筆算で計算が可能でしょう。これこそ“少くして学べば、則ち壮にして為すことあり”の部分そのものだと言えるのではないでしょうか。
一過性ではなく将来に繋げる学習を意識すれば勉強は辛くない
佐藤一斎が何を意図したかを完璧に理解する事は誰にもできません。
しかし、この“少くして学べば、則ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず”と言う言葉が示すのは学び続ける大切さだけでなく、今学んでいる事は将来に繋がるという事ではないかと考えられます。
考え方が変われば意欲も変わる
もし、モチベーションが保てずに受験勉強が辛くなった時、この名言を思い出してみてください。きっと受験はついでで自分への先行投資として勉強をしているという考え方が可能になります。目的が変わると気分も変わるので違った勉強方法で続けられる筈です。
まとめ
受験勉強が辛くなる時に考えがちな事
勉強が辛くなった時に思い出したい言葉
どの教科も何かしら役に立つ
一過性ではなく将来に繋げる学習を意識すれば勉強は辛くない
考え方が変われば意識も代わる