「 常総学院高校 」は、茨城県土浦市にある中高一貫教育を行う、全日制の私立高校です。
地域教育の発展を目的とし、昭和58年に設立された「常総学院高校」とは、どのような学校なのでしょう。学校の歴史や特徴、 偏差値 や概要を交えながらご紹介します。
自分にあったスタイルで学ぶ「常総学院高校」の偏差値や概要
- 目次 -
常総学院高校とは
常総学院高校は、昭和58設立されまもなく35年を迎えようとしています。
前身となる「常総学院中学校」は明治38年に設立、長きにわたり有為な人材を送り出すことに尽力してきましたが、戦況の悪化に伴い閉鎖されることとなり、その後この名前を受け継いで常総学院高校が設立されました。
常総学院中学のほうは平成8年設立となり、まだまだ歴史の浅い若い中学校です。
文武両道を目指し、「プライドを持って社会に貢献できるエリートの育成」という言葉を目標に指導・教育を展開しています。
日々工夫をし考え抜かれたカリキュラムの成果は、大学進学実績の面でその名を全国に知らしめることとなりました。
平成22年度の四年制大学への現役合格率90%という素晴らしい数字がその結果を物語っています。
将来を見据えた3つのコースと2つのクラス編成
常総学院高校は、中高一貫教育を取り入れていますので、基本的には常総学院中学校からの内部進学者がメインとなりますが、外部からの入学者も積極的に受け入れています。
中学から高校に進学すると将来を見据えた3つのコースと2つのクラスで構成されます。
思い描く将来の自分に近づくため、それらの目標や個々にあったスタイルで学ぶことができるよう配慮されています。
特進選抜α(アルファ)コース
東大や京大、東工大や一橋大学、医師薬価系の学部などの難関国公立大学への進学を目指すコースです。
毎日7時間の授業を行い、さらには特別講座を設け、センター試験対策だけでなく、独自路線でオリジナリティあふれる授業時間を設けています。
特に「数学」と「英語」を強化しており、質の高い教師陣や、模試の分析、常総学院高校オリジナルの問題集まで用意されており、ハイレベルな授業を受けることが可能となっています。
特進β(ベータ)コース「β7」
筑波大・千葉大・茨城大などの国公立大学、早稲田や慶応などの難関私立大学への進学を希望する生徒のためのコースです。
こちらも特進の名がつくだけあり、毎日7時間の授業と、一部が必修となっている特別講座を実施し、余裕のある大学受験がおこなえるような対策で取り組んでいます。
高1の段階から習熟度でクラス編成を行うため、その時の自分のレベルにあった学習指導を受けることができるので、無駄なく学習することが可能となっています。
特進β(ベータ)コース「β6」
先の2つのコースに比べすと少々ゆったりと学ぶ「β6」は毎日の授業時間は6時間となります。
その代り放課後を利用して目的別に難関大学をはじめとする四年制大学への進学に向けた学力を身につけるべく指導を行います。
放課後の時間を有効活用することで、最も大切な基礎から、難関大学合格には必須となる応用部分まで幅広く補える特別講座を受けることも可能です。
またその時間を部活動に費やすことも可能となりますので、自分のスタイルにあう時間の使い方が可能となるコースです。
医学部理系選抜クラス/文系スーパークラス
この2つのクラスは、ここまでにご紹介した3つのコースから、さらに高みを目指したい生徒のためのクラスです。
2クラスとも、高校2年に進級する際、学力が最上位層に位置する生徒のみが在籍することが可能となる、本格的な選抜クラスです。
医学部理系選抜では厳選した「医歯薬系大学」入試に対応するカリキュラムが、文系スーパークラスでは最難関国公立大学・ン難関私立大学の「文系」を目指す特別なカリキュラムが、それぞれ設置されています。
常総学院高校の偏差値
2018年の常総学院高校の偏差値をみると、46~65レベルと言われています。
これは茨城県内の私立高校としては第6位となかなの健闘をみせています。
茨城県内すべての高校の中でも13位となります。
ちなみにもっとも偏差値が高いのは「特進選抜αコース」で66、2番目が「特進コースβ7」で偏差値は52、そして「特進コースβ6」が偏差値46程度と言われています。
まとめ
自分にあったスタイルで学ぶ「常総学院高校」の偏差値や概要
常総学院高校とは
将来を見据えた3つのコースと2つのクラス編成
特進選抜α(アルファ)コース
特進β(ベータ)コース「β7」
特進β(ベータ)コース「β6」
医学部理系選抜クラス/文系スーパークラス
常総学院高校の偏差値