城南高校 は仙台市太白区八木山松波町にある私立高校です。地域の誇りとなる学校、学び続ける教師、校訓を深く理解できる生徒、これらを仙台城南高等学校3像と定め、多彩な教育活動を行っています。
今回は、未来で活躍する生徒を育成する城南高校についてご紹介します。
大学と連携した独自の教育が特徴的な城南高校
東北工業大学との提携
城南高校の特徴の一つとして、東北工業大学と提携した専門性の高い教育があげられます。希望する生徒は実際に東北工業大学の研究活動に参加することができ、テクノフォーラムという城南生だけが参加できる特別なイベントに参加することも可能です。
高校生のうちから大学教授のアドバイスをもらう機会は他の高校ではあまりないでしょう。他にも東北工業大学への内部推薦制度も用意されており、同大学との強い提携が結ばれていることがわかります。
先進的なICT教育
城南高校はみやぎのICT教育研究専門部会の実践研究校となっており、コンピュータをはじめとしたインターネットや各種デバイスを活用したICT教育を積極的に導入しています。
こうしたデジタルデバイスを利用することで、わからないことはすぐに調べたり、動画による説明で理解度を上げたりとこれまでにない革新的な授業を展開することができています。
他にも東北・北海道エリアでは初となる学校全館Wi-Fi化、全教室にタブレットと連動したプロジェクターやスクリーンを設置など、従来の学校教育の幅を広げる取り組みを精力的に実施しています。
数年前からは学習支援システム「スタディサプリ」を導入しました。生徒それぞれのレベルに合わせた予習・復習ができる仕組みづくりを行っています。
世界を意識したグローバル教育
城南高校ではグローバルな環境へ目を向けた教育活動を行っています。海外の留学生や団体と交流会を行ったり、世界の空気を肌で感じられる海外研修旅行を実施したりすることで生徒の視野を広げます。
座学だけではなく「書く」「読む」「話す」「聞く」という総合的なコミュニケーション能力を養うことに重点を置いています。英語だけではなく中国語の講座も開設されており、現代の世界情勢を意識した教育を実践していると言えるでしょう。
卒業後の海外留学サポートをするセミナーも開催されており、安心して留学に臨むことができます。
生徒それぞれに合わせた多彩な学科
城南高校の学科は難関大学合格を目指す特進科、自ら学ぶ主体性を養う探求科、大学と連携した教育が行われる科学技術科の3つの学科にわかれています。
特進科の定員は50名です。高い学力を身につけるために圧倒的な学習量が必要とされます。特進科ならではの取り組みとして夏休みや冬休み中にも実施される通常授業を実施、土曜日にも3時間ほどの授業が行われています。
他にも東京大学をはじめとした難関大学の見学合宿、特進科だけに用意された自習室が設けられたりと生徒のモチベーションを高める環境が整っています。
探求科の定員は175名です。物ごとをより深く理解するための情報収集力、知識をもとにさまざまな発想をもたらすためのアイデア力を養います。
課題を解決するためのワークショップ、自分にとって関心のある分野を研究し発表する探求発表会といった、生徒が主体的に活動する場を設けています。
科学技術科の定員は140名です。東北工業大学との連携を中心に専門性の高い技術や知識を学びます。実践的な技術を身につけることで就職する生徒もいますし、より知識を広げるべく進学する生徒もいます。
情報技術検定や電気主任技術者などさまざまな資格を取得できるのが科学技術科の魅力です。工業大学と提携しているという強みを生かした教育は他校ではなかなか体験できるものではなく、城南高校ならではの強みとなっています。
受験生への情報提供も精力的に実施
城南高校では入試相談会など受験生へ学校の理解を広めるイベントを頻繁に開催しています。
学校を見学したい、入試や学校生活がどのようなものか知りたい、という方は電話からでも相談を受け付けており、受験生へ情報を提供できる機会が十分に整っていると言えるでしょう。
まとめ
大学と連携した独自の教育が特徴的な城南高校
東北工業大学との提携
先進的なICT教育
世界を意識したグローバル教育
生徒それぞれに合わせた多彩な学科
受験生への情報提供も精力的に実施