東京都板橋区に位置する 城北高校 は、中高一貫教育をおこなう、私立の男子高校です。多くの有名人を輩出している上に、早慶上理やMARCHへの合格実績が高いことから、都内では有数の進学校として名をはせています。
城北高校とはどのような高校か、 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
個性豊かな人材育成を目指す「城北高校」の偏差値や概要
城北高校とは
昭和16年、新宿区市ヶ谷にある「城北高等補習学校寄宿舎」を仮校舎として「城北中学校」が開校されました。
その後、昭和18年に現在の所在地となる東京都板橋区に移転し、昭和23年に「学制改革」に伴い、中学と高校の六年制の体制をとることとなりました。これが「城北高校」の始まりです。
70年を超える歴史の中、城北高校は「変えぬ力」と「変える力」、それぞれの重要性とバランスを大切にし、未来の社会をリードすできる、個性豊かな人材の育成に尽力を注いできました。
その努力の結果は東京都内トップクラスの私立高としてなお馳せ、卒業生にも幅広いジャンルで活躍している方が多いことで有名です。
個性豊かな人材を育成・排出している城北高校
都内有数のハイレベルの私立校として名高い城北高校は、卒業生の活躍の場もバリエーション豊富で、多くの有名人が在籍していました。
それは勉強だけに特化するだけではない教育・指導のたまものでもあるでしょう。
実際に、部活動を精力的におこなう生徒が多く、全国的な活動・実績が目立ちます。
文武両道の名を欲しい侭にしている城北高校の卒業生はどのような人がいるかみてみましょう。
- ベンガル(俳優)
- 深沢邦之(お笑い芸人・Take2)
- 安岡章太郎(小説家)
- 山岡賢次(元国家公安委員会委員長)
このような多彩な才能の持ち主が卒業生にいることが、城北高校の秘めたる強い力を感じさせます。
この他にも元サッカー選手の「小畑穣」さんや「大野毅」さんをはじめとする、野球選手やラグビーの選手など、スポーツ界でも活躍する人材が卒業生にいます。
城北高校の偏差値
中高6年間の一貫教育を行う城北高校では、特別なコース設定は設けていません。
普通科のみで偏差値は72となります。これは東京都内の私立高校としてはベスト20位圏内にランクインする実力です。
東京都内の私立・都立高校すべてを合わせても30位以内にランクインできるだけの偏差値の高さとなっています。
同じ偏差値の高校では「青山学院高等部(私立)」や「日比谷高校(都立)」、「東京工業大附科学技術高校(国立)」などがあげられます。
城北高校の教育
平成5年度より、中学と高校を合わせた6年間を3期にわけることをスタートしました。その内容は「基礎期」「錬成期」「習熟期」で、それぞれ2年ずつとなっています。
これまでに培ってきた経験やノウハウを基に組まれた理想的な教育プログラムとして評価をあげています。
それぞれの期間に生徒ひとりひとりの発達段階に応じた目標設定を行います。その目標を成し得るため、日々熱い指導を行っています。
そのなかで、生徒たちの興味や関心を喚起することにも重きをおき、学ぶことに対する意識の向上を目指す授業や、少人数制授業、充熟度に合わせたグレード別の授業など、幅広く生徒たちに対応できる環境づくりをおこなっていることも特色としてあげられます。
内部進学だけではなく外部の生徒も受け入れる併設型
中高の6年間を一括りとし、2年ごとの3期にわかれるプログラムを行っていますが、内部進学者以外の生徒も受け入れています。
高校1年の間は内部生と外部生は別のクラス編成で授業を行います。ですが、2年に進級する際には内部・外部の垣根を取り払い、文理でクラス編成がおこなわれます。
ただし、内部進学が280名程度となることに対し、外部入学は85名程度の定員となるため少々狭き門となります。
平成29年度の倍率も一般で1.41倍、推薦でも1.10倍程度となりました。
城北高校の進路実績
平成29年度の大学合格実績をみると、さすが都内トップクラス集団に籍を置くだけあり「東京大学」へは16名、「京都大学」には6名と素晴らしい実績を出しています。
合格実績で群を抜いて人数が多いのは「早稲田大学」で142名、2番目が「東京理科大学」で115名となっています。
これら以外の国公立にも130名以上が合格していますので、城北高校の指導・教育はみごとな成果をあげていると言えるでしょう。
まとめ
個性豊かな人材育成を目指す「城北高校」の偏差値や概要
城北高校とは
個性豊かな人材を育成・排出している城北高校
城北高校の偏差値
城北高校の教育
内部進学だけではなく外部の生徒も受け入れる併設型
城北高校の進路実績