福井県福井市にある「 仁愛女子高校 (じんあいじょしこうこう)」は、福井県内にある唯一の私立の女子高校です。設置されたコースにはさまざまな選択肢があり、個性をふんだんに伸ばすことのできる魅力あふれる高校です。
今回は仁愛女子高校の 偏差値 や概要についてご紹介します。
福井の女子教育を担う「仁愛女子高校」の偏差値や概要
仁愛女子高校とは
福井県福井市にある唯一の女子高として注目を集めている「仁愛女子高校」は、学校法人仁愛学園が運営母体となります。
姉妹校として「仁愛大学」や「仁愛女子短期大学」があり、これらの大学進学を目指すコースも設けられています。
また「仁愛女子短期大学附属幼稚園」もあります。残念なことに現時点では間の教育課程となる小学校と中学校はありません。
明治31年に前身となる「婦人仁愛会教園」が設立。その後、明治38年に現在の名前と同じ「仁愛女学校」へと改称されました。
「いのち輝く未来(あした)へ」という言葉をスローガンに福井県における女子教育の一翼を担っています。
創立から110年という長い歴史を重ねる中、進路指導を通じて、人として、女性としての真に大切な「教育」とは何かについて考え、その答えに向けて歩み続けています。
仁愛女子高校に設置されているコース
女子だけの教育だからこそできる個性と完成へのサポートを軸としたコース設定は「グローバル・サイエンスコース」「英語留学コース」「特別進学コース」「進学コース」「商業コース」の5つにわかれています。
「グローバル・サイエンスコース」はその名のとおり、理系の大学・学部を目指す進路を選択する生徒のためのコースです。
「英語留学コース」では一年間の留学をおこうなうことで、高校時代の多感な時期に多くの生きた英語や文化に触れるかけがえのない経験を習得することが可能となります。
「特別進学コース」「進学コース」の違いは、「特別進学コース」は難関国公立大学や有名私立大学を目指し、「進学コース」は姉妹校となる仁愛大学や仁愛女子短期大学に進学を希望する生徒が選択します。
そして「商業コース」では就職も視野に入れながら進学も目指すことができるキャリア教育をメインに授業を行います。
仁愛女子高校のコース別偏差値
仁愛女子高校の偏差値は上は62で福井県内でも上位にランクインする高い偏差値を誇ります。下は残念ながら45と少々水をあけてしまいます。
それでも偏差値62という数字は福井県内の私立高校としてはトップクラスの偏差値ですので今後にも期待ができます。
それでは各コース別の偏差値をランキング形式でみていきましょう。
第5位 偏差値45「進学コース」
第4位 偏差値47「商業コース」
第3位 偏差値55「英語留学コース」
第2位 偏差値58「特別進学コース」
第1位 偏差値62「グローバル・サイエンス」
さすが、仁愛女子高校の目玉となるコース「グローバル・サイエンス」が、他のコースの偏差値を引き上げる形でみごと60の大台を超えて62という数値を出しました。
仁愛女子高校の進路
やはり姉妹校となる「仁愛大学」へ進路を進める生徒が圧倒的大多数となっています。しかしここで注目したいのは2番目に進路を進める生徒が多い大学です。
それは地元国立大学の「福井大学」です。ここに来て国立大学への進学率が高いという点はやはり偏差値の高さを誇る「グローバル・サイエンス」の影響が高いと言えるでしょう。
また立地の関係で地元大学への進学か京都の大学への進学率の高さが目立ちます。
京都の有名私立大学では立命館や同志社などの名前もあがりますので、なかなかの進学実績が垣間みれます。
仁愛女子高校のスクールライフ
胸元のリボンがとても愛らしい、可愛い制服であることに定評があります。
16年ぶりにリニューアルされた制服は、スマートな可愛らしさがふんだんに詰め込まれていて、生徒たちの今だからこその魅力を大きく引き出します。
また部活動も活発におこなわれており、12個の運動部に、20個にも及ぶ文化部が個性豊かに日々の生活をエンジョイさせてくれています。
なかでもテニス部の活躍がめざましく、過去にはインターハイ出場経験もあります。
このように文武両道で楽しむことで、女性が女性らしく、はつらつと人生を謳歌するための基盤を学生生活の中でしっかりと身に着けていくのです。
まとめ
福井の女子教育を担う「仁愛女子高校」の偏差値や概要
仁愛女子高校とは
仁愛女子高校に設置されているコース
仁愛女子高校のコース別偏差値
仁愛女子高校の進路
仁愛女子高校のスクールライフ