医学部 といえば、高 偏差値 、高倍率で常に狭き門のイメージが強い学部です。全国的にみて医学部とはどのぐらい偏差値が高いものなのか気になるかたもいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、トップクラスの偏差値を誇る医学部がある大学をランキング形式でご紹介いたします。
全国の医学部偏差値ランキング。トップクラスの大学について(前編)
全国の医学部の数と偏差値
全国にどれぐらいの数の医学部があるかをご存知でしょうか。
平成29年の4月に栃木県にある「国際医療福祉大学」に医学部が設立され、これを含め、現在82の大学に医学部が存在します。
内訳としては国立の大学が42校、私立の大学に31校、そして公立大学の8校となっています。残りは「文部科学省」が管轄している「防衛医科大学」をあわせて82校となります。
医学部の偏差値は上は80、下は63と言われています。偏差値ランクが下位でも63という数字になるのは、やはり医学部だからこそといえるでしょう。
全国の医学部の偏差値トップクラスランキング
並みいる全国の大学にある医学部の中で、トップクラスとなる偏差値は80~75となります。これだけの偏差値を保持するのにはどれほどの努力が必要か計り知れません。
このトップ集団にランクインした大学は5つとなりました。どこも名前の知られた名門難関大学ばかりとなっています。
1位 偏差値80 東京大学[理科III類/医学部](国立/東京)
2位 偏差値78 京都大学[医学部/医学科](国立/京都)
3位 偏差値77 大阪大学[医学部/医学科](国立/大阪)
4位 偏差値75 東京大学[理科I類/医学部]、東京医科歯科大学[医学部/医学科](国立/東京)
東西の難関国立大学がずらりと並んだトップクラスのランキングでは、驚くべき結果となりました。
1位が東大、2位が京大などに関しては妥当ですが、さすが日本一の学力の高さを誇る名門難関国立大学です。このトップ集団のランキングに東大は1位と4位、2つもランクインしています。
それではこれらの大学の医学部がどのようなものか4位からご紹介していきましょう。
偏差値75 東京医科歯科大学
まずは東京都文京区にある「東京医科歯科大学」です。
学部は「医学部」と「歯学部」の2つあり、偏差値75としてランクインしたのは「医学部」の「医学科」となります。
医科歯科大の医学部にはもう一つ学科があり、看護学や検査技術学を専攻する「保健衛生学科」も設置されています。
ちなみにこちらの「保健衛生学科」の偏差値は62となっています。
医科歯科大であることの利点を生かし、歯学部との連携を密に行い優れた研究実績を上げていることでも有名です。
まとめ
全国の医学部偏差値ランキング。トップクラスの大学について(前編)
全国の医学部の数と偏差値
全国の医学部の偏差値トップクラスランキング
偏差値75 東京医科歯科大学