理系の 医学部 受験では 英語 は重要です。理系学部の受験生は理系科目が得意で、文系科目の英語で差がつくのは明らかです。
医系英単語や医学部で頻繁にだされる長文問題などの習得が必要で、偏差値をのばす対策にもなります。10年分程度の過去問は解いて理解することが大事です。
医学部受験で英語は重要な教科です!
英語とグローバル化
海外研究機関との共同研究の活発化などにより、大学にも急速にグローバル化が進んでいます。これにともなって医学部では英語教育の拡充が図られています。
外国人観光客・労働者の増加が予想されるなか、医師には充実した英会話が求められています。
また、インターネットを介する先端医学研究の充実化からも、英語のスキルアップが重要です。
今回は、医学部受験科目の英語についてお話します。
医学部の受験生は理系科目が得意で、文系科目の英語で差がつきます。
300語程度の医系英単語や、医学部でだされる自然科学に関する長文読解問題などの徹底した対策が必要です。この対策は偏差値対策にもなります。
10年ほどの過去問は十分に理解しておくことが大事になります。この過去問は繰り返し2、3回解く必要があります。
医学部受験英語では、単語・文法などの基礎英語も重要です。単語は長文のパーツで、その単語から長文構成のイメージに発展する場合があります。
参考書には、大学入試英語頻出問題総演習、英文読解の透視図、英文法・語法問題などがあります。
医学部受験英語の学習
英語の受験にあたっては、語彙・文法・解釈・作文・読解力が必要です。
英単語の習得から受験英語がスタートします。ユメタン、最新 医師薬系入試によくでる英単語600、ターゲット1000などの単語・熟語帳があります。単・熟語で語彙力が増すと長文読みが楽になります。
文法力を身につける参考書に、頻出英語標準問題1100、頻出英文法・語法問題1000、Next Stage 英文法・語法問題などがあります。
解釈力の向上は長文読解につながります。英文解釈の技術100などの参考書があります。
作文・読解力の向上には、英作文基本300選、デイスコースマーカー英文読解、英文要旨要約問題の解法、話題で読み解く英語長文「出題形式別攻略法」などがあります。
英語暗記法
受験英語では、理解・知識力が必要になり、その基本の1つに暗記力があります。
暗記力向上には、関連づけ、五感などから体に覚えさせる、何度も繰り返す、画像で記憶するなどのポイントがあります。
何かに関連づけたり、目で見たり・耳で聞いたり・口で発生したりすることで単語、文章などが覚えやすくなります。
人間は忘れやすい動物なので、何度も繰り返し学習することによって暗記力がアップします。文字で覚えるよりも画像やイメージの方が覚えやすいことがあります。
英語教育
医学部では教養基礎教育課程で英語授業を行っていましたが、最近では高学年でも、あるいは6年間とおして英語教育を行っている医学部が増えています。
外国人などと十分なコミュニケーションをとるため、英語授業はスピーキング・リスニング力を強化する内容になってきています。
外国人教員による英会話授業の拡充を目指している大学や、TOEFL、TOEIC試験などの対策講座を設けたり、義務づけたり、あるいはeラーニングを活用している医学部もあります。
多くの医学部では留学制度があり、また、海外で臨床実習が可能な大学も増えてきています。
最近では、文部科学省の種々プログラムの採択により医学部英語教育の拡充化が図られています。
TOEFL
TOEFLは英語のコミュニケーション能力を測るテストです。TOEFL iBT テスト(日本で実施)と改訂版TOEFLペーパー版テストがあります。
TOEFLはリーデイング、リスニング、スピーキング、ライテイングの技能を検定します。大学等での単位認定や海外派遣選考などに活用されています。
まとめ
医学部受験で英語は重要な教科です!
英語とグローバル化
医学部受験英語の学習
英語暗記法
英語教育
TOEFL