学校選びをする際、偏差値以外にも気になるのは「 進学 実績 」です。高校選びに関して重要なことの一つに、その先の将来を見据えることも重要です。
そこで今回は、 一宮高校 の合格・進学実績についてお話ししてみましょう。
愛知県内偏差値第4位を誇る、名門「一宮高校」の進学実績
一宮高校とは
「一宮高校」とは、愛知県一宮市にある公立高校です。在籍する生徒の多くは国公立大学に進学することで有名です。
繊維産業が盛んな一宮市ならではの「ファッション創造科」は県内唯一の学科として注目を集めています。
普通科は2学年より文系と理系にわかれることとなり、比率は理系2に対し、文系は1と理系のほうがやや多くなっています。普通科に関しては全日制と夜間制を導入しています。
一宮高校の偏差値
一宮高校の偏差値は71程度と大変高く、愛知県内の公立私立校の中でもベスト5に名を連ねる常連校です。
卒業生の大半が国公立大学へ進学するのは、これだけの高い偏差値を誇っていれば納得です。
この数字は「普通科」の偏差値となりますので、「ファッション創造科」の偏差値は52程度なっています。
難関大学への進学実績
まずは平成29年度の難関大学の合格者数からみてみましょう。大学の最高峰と言われる難関国立大学といえは「東大」です。一宮高校からは5名が東大への合格を果たしています。
西の王者「京大」に至っては14名もの合格者を出すという驚異的な数字となっています。
「旧帝大+一工」には86名、「早慶上理ICU」には44名、「GMARCH」には54名、「関関同立」には60名もの合格者を出しており、見事なまでの進学実績となっています。
大学別合格実績
平成29年度の合格実績をみると、最も多くの合格者を輩出しているのは、同じ愛知県内にある「南山大学」で毎年100名近い合格者を輩出しています。
平成29年度はついに3ケタとなる125名もの合格者となりました。2番手になるのは私立は「名城大学」で、国立は「名古屋大学」となっています。どちらも平成29年度は50名を超える合格者を出しています。
地元から通える国公立大、私立大学への進学を希望する方が多い傾向があります。
例年ではこの後に続くのは京都の「立命館大学」となりますが、平成29年度は京都の「同志社大学」や東京都内にある「中学大学」に合格者が多くでています。
地元の「名古屋大学」への進学実績は県内No1
難関・有名私立大学への進学実績も多数ありますが、一宮高校はどちらかといえば国公立大学への進学に重きを置いて指導を行っています。
そのため、地元となる愛知県にある「名古屋大学」の出身校ランキングでは常に3位以内をキープし、平成29年度は見事1位となりました。
首都圏や近畿圏の名門難関大学への実績も素晴らしいですが、愛知県内の大学進学を希望されている方にはうってつけの高校です。
しかし先ほども登場したとおり、近年に名古屋大学への合格者実績が全国第一となったため、さらに高みをめざし東京大学や京都大学への進学者を増やすための努力が行われています。
現時点ではまだ1桁ないし、2桁になった程度の合格実績ではありますが、こちらも近い将来大きく変化を遂げる可能性があるのではと注目されています。
愛知県内の進学実績からみる一宮高校
地元愛知県の名門難関国立大学、私立大学への高い進学実績をほこる一宮高校は、愛知県内での進学実績は約3.15で第5位となっています。
1位は「刈谷高等学校」で3.71となります。東大・京大への進学率は愛知県内では第7位に位置しています。
1つ上のランキングとなっているのは「滝高等学校」と「明和高等学校」が18名となっていますので、次のステップへはもう少し時間がかかりそうです。
しかし「旧帝大」への進学率は1位の「刈谷高等学校」に続く第2位に位置しており、やはり今後が期待できる学校として注目しておくことをおすすめします。
まとめ
愛知県内偏差値第4位を誇る、名門「一宮高校」の進学実績
一宮高校とは
一宮高校の偏差値
難関大学への進学実績
大学別合格実績
地元の「名古屋大学」への進学実績は県内No1
愛知県内の進学実績からみる一宮高校