法政大学 をはじめ各大学では、各教科担当教員が作成した学習内容や授業の最終目標などを明記した シラバス というものを活用し、各生徒が選択科目の参考などに役立てています。生徒たちにとってシラバスとはどのような位置づけなのでしょうか。
今回はシラバスを紹介します。
シラバスの活用で目指す将来ビジョンを明確にする法政大学(前編)
法政大学とは?
法政大学はGMARCHと言われる学習院、明治、青山学院、立教、中央と並んで東京の有名難関私立大学の一つとされていて知名度も非常に高いです。
1880年(明治13年)に東京法学社として東京駿河台に設立されました。当初は政府の法律顧問としてパリ大学教授のフランス人博士を招き入れ法律学校とされました。
1920年(大正9年)に財団法人法政大学となり、法学部と経済学部が設置されました。翌年には現在の市ヶ谷キャンパスに校舎を新築移転し、1951年(昭和26年)学校法人法政大学となりました。市ヶ谷、小金井、多摩と学部によって3つのキャンパスにわかれます。
創立130年を超える歴史をもつ法政大学は、大学理念として「自由と進歩」を大事にしてきました。
そのため昔からほかの大学と比較して、がむしゃらに勉学に励むというよりも、各自が広く興味をもち多くのことに打ち込むことによって、将来的にさまざまな分野に適応できる人間形成を可能とした校風とされてきました。
近年は2030年を目途に、誰もがもつ学問の自由に基づき、将来的に実践的な能力を導き出せるよう「学生が教わる大学」から「自らの成長を実感できる学ぶ大学」を目指し、「持続可能な地球社会の構築に役立てる学生」の育成に取り組んでいます。
現在では15学部、大学院15研究科などが存在し、さまざまな将来設計を考えるうえで優位な大学と言えます。ほかの大学同様、法政大学でも各自でもつ将来設計を目指すために修得希望できる選択科目が多数あります。
各自どの科目を選択するべきかなどを検討し試案する段階では、シラバスと呼ばれる講義要項などが明記されたものを参考にするそうです。果たしてシラバスとはどういった内容のものなのでしょうか。
まとめ
シラバスの活用で目指す将来ビジョンを明確にする法政大学(前編)
法政大学とは?