星野高校 は 偏差値 54~68という埼玉県川越市にある全日制の高校です。かつては地元で名高い女子校でしたが、共学部と女子部の2部制となりました。部活の数が豊富にあり、末広と石原の2つの校舎のどちらでも部活に入部できます。
星野高校のレベルは埼玉県内では上位ですが、偏差値の幅が広いのが特徴です。
星野高校の偏差値 ~かつては有名女子高~
女子校だった星野高校
星野高校は明治30年川越市六軒町に川越星野塾として星野りちが設置したのがはじまりです。昭和8年に星野裁縫女学校を設置し、昭和25年星野女子高等技芸学校に改称されました。
昭和38年現在の女子部がある末広町に新校舎ができ、昭和39年に星野女子高等学校として認可されました。石原町に第2校舎が落成されたのが昭和52年で、その後星野学園中学校が設立されました。
高校に共学部ができ、男子が入学したのが平成19年でした。同年、星野学園小学校が開校しました。
創立者の星野りちは現在のお茶の水女子大学である東京女子師範学校を卒業後、故郷において女子教育を始めました。
誰もが公平に知識や技能習得の機会を得るとともに、よき人格の育成を目指す教養教育を理念とし、現在でも他校とは異なる個性や規律を重視した教育をしている伝統校です。
星野高校の3つの柱
星野高校の教育の特徴として3つの柱があげられます。
習熟別学習指導と国際人教育、情操教育の3つの柱は創立時から受け継がれてきており、国際的にグローバルで、学業・芸術・体育を中心とした教養のある生徒の育成を目指しています。
進路希望に応じて国立文系・私立文系・理系とそれぞれに対応するカリキュラムがあり、生徒の能力を引き出す教育をしています。
英語力を高めることで国際コミュニケーションの基礎をつけ、異文化体験などを通じて国際人としての感覚育成をしています。
部活動に積極的で、約50もの部活動から選択をしてそれぞれが励んでいます。学校行事が盛んに行われ、海外への修学旅行や芸術鑑賞会などが催されています。
星野高校の特徴
星野高校は女子部と共学部があります。女子校ならではの居心地のよさを選択できるために女子部に入学する生徒が多くいます。
また、内部進学生との混合クラスはなく、高校入学者のみのクラス編成なので高校生活に馴染みやすいのが特徴です。
進学では女子に人気の文系分野に強く、きめ細やかな進路指導が行われています。
一方、共学部は学級活動や行事などで男女の境なくコミュニケーションをとって、活動することにより社会の基盤を学び協調性を養うことができます。
理系を希望する生徒の割合が女子部よりも多く、理系に対応したカリキュラムが編成されています。
星野高校のコース
星野高校には1年次よりコースわけ(入試結果よるランクわけ)されています。
女子部
- Ⅲ類(特進選抜)コース
- 文理特進コース
- 英語特進コース
- 文理・英語コース
- 国際・教養コース
共学部
- S類コース…特別選抜コース
- α選抜コース
- βコース
- 総合教養コース
星野高校の偏差値
星野高校は偏差値54から68で、前後の学校は狭山が丘高校や城北埼玉高校などがあります。
埼玉県内では432校中18位ではありますが、埼玉県独自の入試方法のため偏差値に幅があります。
入試方法は単願と併願があり、A基準は単願のみを受け付け、確約と呼ばれる入学内定をもらえる制度があります。
B基準は内申点や偏差値に1不足したものが当日の入試結果1教科につき10点の加点があり、C基準は併願で、主に県立高校のすべり止めとして活用されており、基準クリアした場合に当日の入試に1教科につき10点の加算がされます。
確約の基準はその年で変化はしますが、女子部の場合が偏差値でⅢ類の単願が65、併願が68、文系英語の単願が54、併願が60となっています。
共学部はS類が単願65、併願68、総合教養コースが単願50、併願57です。この偏差値は埼玉県で行われている北辰テストの結果に基づいていて決められます。
星野高校の部活動
伝統的に活躍している部活動があり、マーチング部とソフトボール部は全国的に強豪校として知られています。
開校以来、クラブ活動を積極的に行っており、部活動の中から自分に合ったクラブを選択して3年間活動します。
まとめ
星野高校の偏差値 ~かつては有名女子高~
女子校だった星野高校
星野高校の3つの柱
星野高校の特徴
星野高校のコース
星野高校の偏差値
星野高校の部活動