念願の学校へ合格が決まり、実家から出て初の 一人暮らし をスタートさせる方も多いでしょう。その新生活で住む 部屋 の 広さ はどれぐらいが適当かご存知でしょうか。
広い部屋に憧れることもありますが、現実的にどのぐらいが適切なラインなのか知っておくとお部屋探しに役立ちます。
知っておきたい!初めての一人暮らしの部屋の広さと間取り
一人暮らしの平均的な部屋の広さ
一般的な一人暮らしのお部屋の広さは、およそ18平方メートル前後と言われています。
これをわかりやすく説明すると、約6畳程度の部屋が一室、加えて2畳のキッチンとユニットバスがある程度の広さを想像するとよいでしょう。
ひとりで生活するのであればこれぐらいあれば十分です。
ましてや初めての一人暮らしともなればこれ以上広いと持て余してしまったり、次に引っ越すときにもっと広い所でないと満足できないなど不便が出てきますので、できれば最初の一部屋は18平方メートル程度で決めるようにしましょう。
ただしこれも住むエリアや環境によって大きく異なります。同じ18平方メートルでも首都圏と地方では家賃なども大きく変化します。
駅からの距離や周辺の環境によっても左右されますので、この数字はあくまでも目安とし、広すぎない適切なサイズを検討しましょう。
どのような間取りが多いか
一人暮らしといえばワンルームか1Kが多くなります。最近はワンルームよりも1Kのほうが人気があると言われています。
少し余裕があったり、駅から離れるなどすると居住空間の確保がしやすくなるため1DKも登場し始めます。
どの間取りにもそれぞれにメリットデメリットがありますので、設備や環境を重視しつつ、使い勝手の良い物件を探しましょう。
ワンルームとは
ワンルームとはキッチンが居住空間と一体化している物件のことを指します。たまに「1R」と記載されていることもあります。居住空間とキッチンなどを区切るものがないため、コンパクトな物件に多く見受けられます。
しかし、物によっては1Kや1DKより広いものもありますので、ワンルームだから狭いという思い込みはしないほうが良いでしょう。
学生のうちはワンルームでも十分問題なく生活ができますが、少しゆとりができて来るとやはりキッチンと居住空間はセパレートになっている者へとシフトしていきます。
1K(わんけー)とは
イメージはワンルームの部屋に別途キッチンが存在するタイプが「1K」です。居住空間とキッチンが別であることで調理の際に発生する煙や臭いから居住空間を守ります。
とはいっても、最初の一人暮らしで選ぶような1Kのキッチンはあまり広いものではないので、あまり期待はしないほうが良いでしょう。
一人暮らし用の物件となるとあまり立派なキッチンではに場合が多く、築年数が古くなると電気コンロや電熱線のものなどありますので、簡単な調理にしか適していません。
きちんと自炊をするのであれば1K以上をおすすめしますが、キッチンの設備などには十分注意しましょう。
キッチンが独立しているせいで収納が少ないなどのデメリットもでてきます。
1DK(わんでぃーけー)とは
キッチンと居住空間に、さらにD=ダイニングが加わったものが「1DK」となります。
調理スペースしかなかった1Kのキッチンに食卓を置いて食事ができるスペースが登場します。自炊をする方にはうってつけの物件です。
ダイニング部分に食卓を用意しなくても、作業スペースができますし、食材や食器、調理器具のストックや保管をするスペースを確保することができます。
ちなみに1DKの場合はキッチン+4.5~8畳までの部屋がセットとなります。
8畳を超える居住空間の場合は1LDKという表記に変更されます。
ただし自炊をしない方にはダイニングを持て余す可能性がありますので、あまりお勧めはできません。
ライフスタイルで決まる間取りと広さ
学生さんの一人暮らしの部屋の広さについてご紹介しましたが、先ほどもお話ししたとおり、居住地域や環境で広さや間取りは大きく異なりますので、どのような生活をするのかを想像しながら決定するとよいでしょう。
料理はしないけど作業スペースや睡眠スペースを確保したければ1ルームでも問題ありませんし、自炊をしたい、家での生活も大事にしたいとなれば1DKでないと厳しかったりもします。
憧れの生活ではなく、現実的に自分に合った生活を送れるお部屋探しをしてください。
まとめ
知っておきたい!初めての一人暮らしの部屋の広さと間取り
一人暮らしの平均的な部屋の広さ
どのような間取りが多いか
ワンルームとは
1K(わんけー)とは
1DK(わんでぃーけー)とは
ライフスタイルで決まる間取りと広さ