弘前大学は弘前市にある大学の中で最も規模の大きい大学になります。専攻、教養科目においては、研究を深くされている教員からさまざまなことを学ぶことができます。このように研究において成果のある 弘前大学 の様子や 偏差値 についてご紹介します。
青森県弘前市にある弘前大学の学校の様子や偏差値について
弘前大学の概要や学部について
弘前大学は周辺に若木山、八甲田の山並みがあり、津軽平野の恵まれた環境のなかに位置しています。
学部は、人文社会科学部、人文学部(2016年に募集終了)、教育学部、医学部、理工学部、農学生命科学部にわかれていて、研究科は8科あります。
医学部は本町地区にある本町キャンパス、医学部以外の学部は文京地区にある文京キャンパスにあります。学生数は約7,000人在籍しています。
人文社会科学部
2016年より今までの3課程から文化創生課程と社会経営課程の2課程に改組されました。多元的な文化理解や現実における課題を解決しながら、地域の活性化、文化の創造や発信において貢献するというねらいがあります。
また文化創生課程は文化資源学コースと多文化共生コースの2つにわかれています。社会経営課程は企業戦略コース、地域行動コース、経済法律コースにわかれます。
自治体や民間企業と地域住民との間に立ち、問題解決などにあたります。このように課題解決に主体的にかかわれる人材の育成に力を入れています。
教育学部
2016年より今までの3課程から、学校教育教員育成課程と養護教諭養成課程の2課程に改組されました。
医学部
豊かな人間性があり、高度で先端的な技術を持つ医者や医療従事者を育成します。医師国家試験合格率は95.9%と高いです。
学部内容は医学科と保健学科があります。また保健学科は看護学、放射線技術科学、検査技術科学、理学療法学、作業療法学の5つの専攻体制に分類されます。この5体制のもと多様なニーズに応えることのできるスペシャリストの育成に力を入れています。
理工学部
高度情報化社会や先端技術社会を担う人材の育成を目指しています。学生は男性が8割以上と圧倒的に多いです。2016年より6学科に改組されました。
数物科学科、物質創生化学科、地球環境防災学科、電子情報工学科、機械科学科、自然エネルギー学科の6学科です。
また数物科学科は数理科学コース、物質宇宙物理学コース、応用計算科学コースの3つに、機械科学科は知能システムコース、医用システムコースの2つにわけられます。
農学生命科学科
食品関連産業などでグローバルに活躍できる人材を育成します。2016年に5学科に改組されました。
生物学科、分子生命科学科、食料資源学科、国際園芸農学科、地域環境工学科の5学科です。地域環境工学科は農業土木と農山村環境の2コースがあります。
付属の学校や研究施設など
また学園町には教育学部付属幼稚園、小学校、中学校があります。富野町には特別支援学校が設置されています。研究所では理工学研究科付属地震火山観察所、農学生命科学部付属農場、白神自然観察園などが県内に設置されています。
その他、付属教育研究施設、特定プロジェクト教育研究センター、学内共同教育研究施設、付属図書館などの付属機関があります。
付属図書館では多くの本を所蔵しており教職員や学生がよく利用しています。平日は9時から22時まで、土日は10時から17時まで開館しています。教職員、学生以外の学外者も利用することができます。
学校の特徴や偏差値、進路など
入学式ではエルガーの「威風堂々」、卒業式では「蛍の光」が弘前大学フィルハーモニー管弦楽団によって演奏されます。
教育に関しては、国内外問わずリーダーとなる高度専門職業人の育成に努める、文系、理系ともに地域の特性としてのエネルギー、環境及び食に関する教育を行うという目標があります。
偏差値は42.5から67.5です。医学部が一番高くて50.0から67.5となっています。卒業後は市職員、県職員、銀行、公立学校、病院などさまざまな場で活躍しています。
学生のボランティア活動
弘前大学には9つのボランティア団体が公認の課外活動団体として登録されています。設立の目的は大学と自治体、各種NPOとの仲介機能を果たすことで地域社会に貢献するというものです。
活動としてはボランティアの募集、志望者の名簿作成、社会福祉協議や各種NPO団体への紹介などを行っています。
まとめ
青森県弘前市にある弘前大学の学校の様子や偏差値について
弘前大学の概要や学部について
付属の学校や研究施設など
学校の特徴や偏差値、進路など
学生のボランティア活動