「 日高高校 」と名のつく高校は日本国内にいくつか存在します。今回はその中でももっとも 偏差値 が高い和歌山県御坊市の「市島」にある「日高高校」についてご紹介しましょう。
文武両道を目指す「日高高校」の偏差値や概要をご紹介します。
文武両道の精神を志す、和歌山県立日高高校の偏差値や概要
併設型の中高一貫県立校「日高高校」とは
全日制と定時制のふたつの顔を持つ「日高高校」は大正3年に設立された「和歌山県立日高高等女学校」を前身としています。
平成26年には創立100周年を迎え、文武両道の進学校としての在り方を模索しながら日々、新たな歴史を刻んでいます。
平成19年には5年間を期限とする「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」に指定、平成28年にはこちらも5年間の期限となる「SGH(スーパーグローバルスクール)」にも認定されているほどの優秀さを誇ります。
平成20年に付属の中学校を設置したことで、併設型の中高一貫校としても新しいスタートを切りました。
日高高校の偏差値や教育
日高高校の平成30年時点での偏差値は53となります。これは和歌山県内にある61の公立高校の中では11位に位置し高い偏差値となります。和歌山県内すべての高校の中でも26位となっています。
SSHやSGHに関する指導のみではなく、グローバル化する社会に対応する指導をおこなうべく取り入れられている国際交流事業にも注目が集まります。
実は日高高校には海外に3つの姉妹校が存在しています。中国に2校(西安中学・大連市第十六中学校)、デンマークに1校(フレデリクスハウン高校)の合計3校です。
このような姉妹校だけではありません。創立100周年事業でおこなわれた「アジア高校生フォーラム」ではカタールへの訪問を、アジア各国から多くの人を集めたマレーシアで行われるサミットへの参加など、幅広い国際交流に力を注いでいます。
日高高校の部活動
日高高校には運動系の部活が12個、文化系の部活が14個、合計26ものクラブが活発に活動しています。
運動系
- 硬式野球部
- サッカー部
- 陸上競技部
- ソフトテニス部(男子)
- 硬式テニス部(男子・女子)
- バスケットボール部(男子・女子)
- バレーボール(男子・女子)
- 卓球部(男子・女子)
- 弓道部(男子)
- 剣道部(女子)
- 山岳部
- 柔道部
文化系
- 合唱部
- 筝曲部
- 茶道部
- 生物部
- JRC
- フォークソング部
- ギターマンドリン部
- ブラスバンド部
- 生活科学部
- 書道部
- 美術部
- POの会
- 英語部
- 科学部
過去には弓道部が国体への出場を果たしたり、文化系のクラブも全国大会への衆生を果たしている部もあります。日高高校では文武両道の精神をめざし、勉強だけでなく部活動でも個性を活かせることを目指しています。
「質実剛健」であることも目標としており、生徒たちはそれぞれ自主的に部活動へ積極的に参加しています。
実績ある日高高校の進路
生徒の希望や個性に合わせた進路指導がきめ細やかに行われているため、地元では高い進学率を誇ることで有名です。
進路指導担当の先生が親身に名てサポートすることでもその成果を産んでいます。その成果は大学進学率8割を超える結果としてあらわれています。
平成30年度の国公立大学への進路実績では、最も多いのは地元の国立大学「和歌山大学」が最も多くの合格者を輩出しています。次いで鳥取大学や岡山大学などが名を連ねます。
卒業生徒数236名のうち国立大学への現役合格者は40名、公立大学でも22名という結果を出しています。
私立大学の実績でみると、最も多いのは近畿大学とやはり地元からも通いやすい近畿圏の有名私立大学の名前があがります。
京都の龍谷大学なども名を連ね、私立大学への合格者も多い結果となっています。関東エリアの私立大学では立教大学や中央大学へも合格者を輩出しています。
これらもすべて学校と生徒が一丸となり造り上げた教育スタイルのたまものといえます。高い学修意欲を持ち、夏休みの任意参加学習会にも積極的に参加する生徒も多く、希望者の模試にも多くの生徒が率先して参加しています。
まとめ
文武両道の精神を志す、和歌山県立日高高校の偏差値や概要
併設型の中高一貫県立校「日高高校」とは
日高高校の偏差値や教育
日高高校の部活動
実績ある日高高校の進路