エクセル での 偏差値 の 求め方 について、AVERAGE関数によって平均値を算出し、次にSTDEVP関数を用いて標準偏差を計算します。
数式バーに数式(偏差値を求める数値 – 平均値)/標準偏差*10+50を入力し、偏差値を求めます。STDEVP関数は引数を母集団全体とした場合、母集団の標準偏差を計算します。
エクセルでの偏差値の求め方は?
偏差値
標準偏差は分散の正の平方根で、確率変数、統計値のばらつきを示す数値です。偏差値を求める数値、平均値、標準偏差から偏差値を求めることができます。
偏差値= (偏差値を求めるセル数値 – 偏差値を求める全データの平均値)/
標準偏差 × 10 + 50
サンプル数が正規分布のとき、偏差値60以上は全体の15.87%、70以上2.27%、80以上0.135%、90以上0.003%です。
偏差値が65以上の場合は、偏差値が1、2違うだけで大きな差になります。
従って、例えば志望校合格レベルや自己学力レベルを知るためは、自分の偏差値の把握は重要になります。
今回は、エクセルでの偏差値の求め方についてお話します。
偏差値を求めるためには、平均値と標準偏差値が必要になります。エクセルでの平均値の求め方は、
- 平均値を求めるセル範囲を指定
- 総計(Σ)からAVERAGE関数を選択し、平均値を決定
次に、標準偏差の計算は、
- 求めたいセルを決定し、エクセル数式バーの[関数の挿入]を選択
- [関数の挿入]ボックスの[関数の分類]から互換性を選択し、[STDEVP]関数を選択
- 偏差値を求めるセル列の選択
- [関数の引数]ボックス中の[OK]をクリックし、標準偏差を決定
以上から、求める偏差値は、
- 偏差値を求めるセルを選択
- 数式;(偏差値を求めるセル数値-合計点平均)/標準偏差 * 10 + 50 を数式バーに入力(偏差値の決定)
- 同様な操作を全ての偏差値を求めるセルに適用
標準偏差を求める場合、実データを利用し、予測が必要でない場合はSTDEVP関数を、また、予測値の標準偏差の計算は、STDEV・STDEV.S関数を用います。
国公立大学の受験
センター・2次試験は国公立大学受験に適用されます。大学受験の9割以上の学生がセンター試験を受験します。
大学独自の試験が2次試験です。基礎学力をみるのがセンター試験です。
2次試験は大学毎に実施されます。2次試験は前期、中期、後期試験があります。中期試験の実施大学は少なく、最近は後期試験の実施も減少しています。
偏差値60以上の大学では後期試験を廃止するところもでています。
模擬試験
予備校が行う模擬試験の合否判定は、各大学のボーダー偏差値をC判定にしています。このボーダー偏差値判定から2.5刻みでA、B、D、E判定を行います。
模擬試験での偏差値や判定から、自分の目標が達成できるよう心がけることが大事になります。
大学医学部の偏差値
医学部偏差値(2018)は以下のとおりです。
東京大学理科三類74,京都大学医学部72、慶應義塾大学医学部72、東京医科歯科大学71、大阪大学医学部71、千葉大学医学部70、名古屋大学医学部70、東京慈恵会医科大学70、順天堂大学医学部70、北海道大学医学部69、東北大学医学部69、横浜市立大学医学部69、京都府立医科大学69、大阪市立大学医学部69、神戸大学医学部69、岡山大学医学部69、広島大学医学部69、九州大学医学部69、日本医科大学69、大阪医科大学69などになっています。
国公立大学は前期試験の偏差値です。
まとめ
エクセルでの偏差値の求め方は?
偏差値
国公立大学の受験
模擬試験
大学医学部の偏差値