国公立で最高80、私立でも76と言われている東京の大学の偏差値。いったいどこの大学のどの学部がこれほどまでに高い数字を誇っているのでしょう。
今回は 東京 都内にある国公立・私立大学に的を絞って 偏差値 70を超える 大学 ランキングをご紹介します。
東京都内にある偏差値70以上の国立・私立の大学ランキング
文句なしの最高峰「東京大学」
偏差値80。この驚異の数字をたたき出しているのは、東京大学の最高峰と言っても過言ではない「理科Ⅲ類」です。
日本トップの頭脳集団と言われている理IIIは日本最難関とも言われています。どれほどの狭き門かは、募集定員の人数でもよくわかります。
平成30年度の募集定員をみると、理科一類は1,108名、理科二類は532名。そして理科三類は97名とついに2桁にまでなってしまいます。少数精鋭部隊、まさにそれを地で行く学部と言えるでしょう。
ちなみに、東京都内の大学偏差値ランキングでは、この後に続く大学も「東京大学」です。偏差値76の「文科Ⅰ類」、75の「文科Ⅱ」と「理科Ⅰ」と、1位2位を独占しています。さすが最高峰の大学と謳われるだけあります。
私立と国立の一騎打ち「慶應義塾大学」VS「東京大学」
3位にはいよいよ私立の難関名門大学の登場です。東大の「文科Ⅰ類」と並ぶ偏差値76をたたき出したのは「慶應義塾大学」の医学部です。
しかし、医学部といえば理系です。そして相手となる東京大学は文科I類ですので文系となるため、同列に並べるのは少々厳しいものがあります。
それでもやはり名門私立大学の医学部、こちらも最高峰のレベルを保持していることに間違いはありません。
100年にもなる医学部の歴史と伝統に甘んじることなく、次の100年に向けて新たな最先端医療の実現を目指しています。
偏差値75は名門難関学部がそろい踏み
偏差値75ともなるとあがる名前が増えてきます。「東大」「慶應」と続きここに国立の「東京医科歯科大学」が名乗りを上げてきました。
東大は先にもご紹介したとおり「文科Ⅱ」と「理科Ⅰ」が、慶應は「法学部」、東京医科歯科大は「医学部/医学科」が偏差値75となっています。
横に並べるのは不思議なほどそれぞれの大学が違う学部であることに驚かされます。王者東大はやはり文系でも絶対的な位置を確かにしています。
偏差値74~72
東大の「文科Ⅲ類」「理科Ⅱ類」、早稲田大学の「政治経済学部」が肩を並べて偏差値74と続きます。ここでもまだ東大の名前が出て来ることには脅威を感じます。
しかし早稲田の偏差値74もなかなかの高い数値で、さすが名門私立大学の1つというだけあります。
続く偏差値73には国立大学はなく、私立の「順天堂大学」の医学部が名乗りを上げてきます。続々と名門難関校の医学部が登場してきています。
偏差値72は早稲田大学の法学部が、国立では「一橋大学」の法学部と経済学部となります。
さすが偏差値70超えのともなると、誰もが名前を知っている大学の花形学部ばかりです。
偏差値71~70
この偏差値の枠が最も多くの大学が属していますので、箇条書きでご紹介しましょう。
偏差値71
- (国立)東京外国語大学「言語文化学部」
- (国立)一橋大学「社会学部」「商学部71」
- (私立)早稲田大学「社会科学部」「商学部」「国際教養学部」「文学部」
偏差値70
- (国立)東京外国語大学「国際社会学部」
- (私立)慶應義塾大学「文学部」「経済学部」
- (私立)上智大学「法学部」
- (私立)昭和大学「医学部」
- (私立)東京慈恵会医科大学「医学部/医学科」
- (私立)早稲田大学「先進理工学部」
理系も文系も高い学力を誇る名門校揃い
偏差値が高く、大学の目玉・花形といえば医学部などの理系ばかりをイメージしますが、こうして偏差値70以上の東京の大学を並べてみると、想像以上に文系も入ってきていることに驚かされます。
総合的にレベルが高い大学ともなれば、文系でもそれ相応の評価や実績をだせるということが今回のランキングからみえてきます。
今回は最後となってしまった偏差値70の大学でも、上位の大学に必ずしも劣るわけではありません。偏差値70というのは相当なハイレベルです。
ここでご紹介した大学は、どこも切磋琢磨し常に僅差で争っている強豪名門大学ばかりです。歴史と由緒のある大学ばかりで納得のランキングです。
まとめ
東京都内にある偏差値70以上の国立・私立の大学ランキング
文句なしの最高峰「東京大学」
私立と国立の一騎打ち「慶應義塾大学」VS「東京大学」
偏差値75は名門難関学部がそろい踏み
偏差値74~72
偏差値71~70
理系も文系も高い学力を誇る名門校揃い