大阪府東大阪市にある 花園高校 は、男女共学の全日制公立高校です。普通科と国際教養科、2コースを設けており、国際教育に力を入れていることが特徴です。
ラグビーの聖地「花園」に位置することもありラグビー部も有名です。今回は花園高校の 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
国際教育に尽力する花園高校の偏差値や概要について
花園高校とは
シンガーソングライター「河島英五」氏の母校としても有名な花園高校(正式名称「大阪府立花園高等学校」)は、1963年4月に開校しました。
花園高校は1961年に大阪府内で58番目にできた公立高校ですが、設立された背景には当時の高校生の急増に対応するためという理由があったのです。
近鉄奈良線「東花園」駅より南へ徒歩5分にあるため、駅からのアクセスの良さが魅力です。
関西の主要駅からのアクセスもっ準急で「大阪難波」から16分、「鶴橋」から10分となっています。
国際的なセンスを養う花園高校の教育
設置されているコースに「国際教養科」があり、このコースでは若干名ではありますが海外帰国生も受け入れをおこなっています。
国際的な語学力を身に着けるため力を入れており、カリキュラムには諸外国への語学研修も盛り込まれています。
海外には姉妹校となる「Lake Joondalup Baptist College(オーストラリア)」や「全北外国語高校(韓国)」もあるほど、積極的な国際交流事業が展開されています。
その成果は2011年に「イングリッシュフロンティアハイスクールズG2グレード校」に指定されていることでよくわかります。
語学留学をおこなっている学校は一般的に成績上位者数名を留学させるケースが目立ちますが、花園高校では、「国際教養科」に属している生徒は2年生になると全員で語学留学へ旅立ちます。
公立高校でここまで語学研修に力を入れていることは、将来世界を相手に活躍することを夢みている学生にとって魅力的でしょう。
花園高校の偏差値
花園高校の偏差値は「国際教養科」が57、「普通科」が53となります。
大阪府内の公立高校の中では228件中58位、大阪府内の私立公立を含めると545件中128位となっています。大阪府内でみるとかなり上位のランキングに位置しています。
進学については立命館大学や同志社大学などの関西エリアの名だたる私立大学への進学が目立ちます。
直近となる2018年度の合格者実績をみると、「近畿大学」を筆頭に「関西大学」「龍谷大学」などの名前があがります。
全体的に国公立大学よりも私立大学へ進路を進める生徒が多くなっています。
花園高校の部活動
花園高校は、部活動も盛んで、運動系・文化系あわせて27つも部活動が存在しています。うち運動部は15、文化部が12と運動系・文化系バランスよくなっています。
なかでも関心が集まるのは文化系のクラブとなる「マッパラム」です。「マッパラム」部では、姉妹校のある韓国の文化などについて研究をおこなっているそうです。
さらには韓国の楽器を使った演奏を文化祭などで披露しています。
使用する楽器は「ケンガリ」「チャンゴ」「プ」「チン」の4つと紹介されていますが、なかなか聞き馴染みのない名前ばかりで想像しがたいことでしょう。
しかし、これこそが花園高校は描く「国際交流」の一環といえるでしょう。
勉強や学校からの国際交流だけではなく、部活動を通じ自分たちで自ら異文化に歩み寄ることができる自主性には花園高校スピリッツが垣間みえます。
他にも公立高校では珍しいラグビー部があるところにも注目です。
運動系・文化系、ともに活発に活動をしていますが、運動系、とくにバスケットボール部や、陸上部がたくさんの実績を残していると評判です。
男子バスケ部に関しては近畿大会にも出場を果たすほどの強豪校としても名を馳せています。
まとめ
国際教育に尽力する花園高校の偏差値や概要について
花園高校とは
国際的なセンスを養う花園高校の教育
花園高校の偏差値
花園高校の部活動