石川県は羽咋市に位置する、唯一の普通科をもつ「 羽咋高校 」は、全日制男女共学の公立高校です。卒業生のおよそ半分が国公立大学へ進学しており、全国の難関大学への現役合格者も多いことで有名です。
今回は「羽咋高校」について 偏差値 や概要を交えてご紹介します。
高い使命と誇りを胸にまい進する「羽咋高校」の偏差値や概要
羽咋高校とは
「羽咋高校(はくいこうこう)」のある羽咋市は、能登半島の入り口にあたる場所に位置しています。人口は2万5千人。その中でただ一つの普通科をもつ公立高校です。
「羽咋高校」は偏差値や進路実績の良さ、スーパーイングリッシュランゲージハイスクールの指定を受けているなど、魅力あふれる点が多く名門進学校としてその地位を確立し注目されています。
羽咋高校の歴史
大正12年に設立された「石川県立羽咋中学校」を前身とする羽咋高校は、大正15年に設立された「羽咋町立羽咋高等女学校」が合併し設立された高校です。
昭和3年に「羽咋高等女学校」が県立化され、昭和23年に二つの学校は統合され、現在の名称となる「石川県立羽咋高等学校」が誕生しました。
平成24年には90周年を迎え、なおも高みを目指した進学校として歴史を刻み続けています。
羽咋高校の特色
普通科のみで構成されている羽咋高校は1日7限授業で、授業時間は45分となります。平成12年までは50分授業でしたが、現在は5分短くなっています。
「君の夢を力に変える」という言葉をモットーに教師たちが一丸となって、常に生徒ファーストでそれそれの気持ちに寄り添い、個々の個性に応じたきめ細かな指導を行うことを心がけています。そうすることで、生徒たちの希望の進路実現に大きく貢献しています。
また同時に豊かな人間性の育成にも尽力しています。
教育目標には「自主性の確立と文武両道の実践」、「協調性と責任感の啓培(けいばい)」「教養と学習の高揚」「健全な心身の育成」「国際的視野を身につけた社会に貢献する人材の育成」の5つが掲げられており、どれもただ勉強だけをするのではないと言った、学校の熱い情熱を感じさせられます。
羽咋高校の掲げる教育・使命
近年立ち上げられた「医志・教志未来塾」では、多くの実践的な活動を体験することで、地域の医療や教育を担う専門的な人材育成にも力を入れ始めました。
羽咋高校は少子化していく社会の中で、医師や看護師、そして教育をつかさどる教師などの地域に貢献できる大切な人材を育成することにも重要な使命があると考えています。
もちろん、それだけに留まらず、グローバル化する社会に貢献する人材育成のために、姉妹校提携を結んでいるオーストラリアの「ワンサギ中等教育学校」と毎年交流事業をおこなうなど積極的な人材育成も行っています。
異文化交流を経験することで多様性を学ぶことをは、この先の人生において掛け替えのない財産になると考えています。
羽咋高校の偏差値と進路実績
110ある石川県内の私立・公立を含む高校の中で22位と健闘している羽咋高校の偏差値は56となります。県内にある公立高校のみでみると74校中12位となりますので、注目されていることにも納得です。
石川県内の高校は全体的にみると偏差値の高い高校が目立ちますので、今後そこに食い込んでいけるかが注目です。
進路状況をみると国公立大学は「富山大学」への合格者が最も多く、「公立小松大学」「金沢大学」が続きます。
私立大学でみると地元石川県金沢市に位置する「金沢星稜大学」が最も多い合格者を輩出しています。
難関大学では「明治大学」や「立命館大学」「近畿大学」や「関西大学」などもあげられます。
年度によっては「京大」「上智大学」「慶應義塾大学」などにも合格者を輩出していますので、偏差値から考えるとかなりよい進路実績を誇っています。
まとめ
高い使命と誇りを胸にまい進する「羽咋高校」の偏差値や概要
羽咋高校とは
羽咋高校の歴史
羽咋高校の特色
羽咋高校の掲げる教育・使命
羽咋高校の偏差値と進路実績