受験生の強い味方といえば 学問の神様 である「菅原道真」公です。合格祈願や学業成就にために多くの方が道真公の恩恵を受けるため神社へと足を運びます。
そこで今回は、学問の神様へ参拝したい方のために、全国の学問の神様を祀った神社をご紹介します。
合格祈願・学業成就!学問の神様がいる日本の三大神社
学問の神様といえばここ!日本三大神社
学問の神様「菅原道真公」を祀っている神社は全国に数多く存在します。京都に至ってはが道真公が生まれた土地ということもあり、他に比べてその数は群を抜いています。
まずは日本の学問の神様を祀る三大神社をご紹介しましょう。
太宰府天満宮(福岡県)
福岡県太宰府市宰府に位置する「太宰府天満宮」は道真公の名前を知らずとも、名前ぐらいは聞いたことがあるほどの有名な神社です。
学問の神様といえば「天神様」で、その天神様を祀っています。学業以外にもご利益があり「学問」「至誠」「厄除け」の3つの神様が祀られているため、例年初詣には相当な人出となります。
初詣時期は受験前であることもあり、受験生の姿も多く見受けられます。神社の境内には11頭の座り丑が飾られています。
この丑の銅像は各地の学問の神様を祀っている天満宮には必ず存在し、「なで丑」とも呼ばれています。この丑の頭をなでることで撫でたものの頭がよくなるという言い伝えがあります。
頭だけではなく、撫でた場所が良くなるとも言われているため、撫でられすぎてピカピカと輝いているほどです。参拝だけでなくこちらの丑の銅像を撫でることもおすすめします。
11頭もいますのでどうぜならすべての丑を撫でておきたいものです。
北野天満宮(京都府)
京都府京都市上京区に位置する「北野天満宮」は京都で合格祈願といえば外すことのできないスポットです。
「北野の天神さん」という名前で親しまれている北野天満宮にも大宰府同様座り丑が待ち構えていますので撫でるのを忘れないようにしましょう。
毎年正月になると恒例となる「天満書(てんまがき)」が行われることでも有名です。書道の上達を願って道真公の前で書き初めを行うものです。
境内には道真公が最も愛した梅の花が多く植えられており、梅の名所としても有名です。
北野天満宮では横たわっている牛の像を「なで丑」と呼んでいます。道真公が丑年の丑の日の丑の刻に産まれたという言い伝えがあることが最も有名ですが、いくつか諸説は存在します。
一説によると生まれた日だけでなく、亡くなった日も丑年の丑の日の丑の刻であったと言われていますので、学問の神様と丑は密接した関係を持っていると考えられています。
防府天満宮(山口県)
山口県防府市に位置する「防府天満宮(ぼうふてんまんぐう)」も天満宮を名前にもつことから、菅原道真公を祀っている学問の神様として有名です。
ここまでにたびたび登場した「丑」ですが、防府天満宮ではこの丑にまつわる全国的に珍しい神事が行われています。それが「牛替神事(うしかえしんじ)」です。
毎年2月3日に行われるこの神事は道真公とゆかりの深い丑が大宰府の神獣であることから「開運招福」を祈願する風物詩として有名です。
神事の内容はいわゆる「くじびき」のようなもので生きた子牛をはじめとする豪華賞品が数千点も用意されています。
もちろん子牛を引き当てた人が最も幸運な人となり11月に開催される「御神幸祭」で牛を引く大役となる「神牛役」を果たすこととなります。
防府天満宮にも多くの梅の木が植えられており、時期が来ると「梅まつり」が開催され賑わいをみせます。
合格祈願に行く時期や参拝に関するマナー
新年の初詣に学問の神様に参拝するのは当然ですが、できれば志望校が決まった時点となる早めの時期にも一度足を運ぶことをおすすめします。
新年のお参りは受験生や学生さん以外にも多くの人が参拝します。その状況で御祈祷をするとなると大変な時間と労力も費やします。
御祈祷をお願いしたい場合は、新年ではなくそれまでの早い時期に済ませておくことがベストです。どこの天満宮でも参拝の時期というのは決まっていません。
心構えをする意味でも、志望校が決まったら一度参拝に行くことをおすすめします。参拝のマナーについては、一般的なマナーを守っていれば全く問題はありません。
お守りや絵馬なども無理がない程度に行うとよいでしょう。
まとめ
合格祈願・学業成就!学問の神様がいる全国の神社ガイド
学問の神様といえばここ!日本三大神社
太宰府天満宮(福岡県)
北野天満宮(京都府)
防府天満宮(山口県)
合格祈願に行く時期や参拝に関するマナー