千葉県は船橋市に位置する 船橋高校 は、大正9年に設立された歴史と伝統のある男女共学の県立高校です。
船橋高校といえば偏差値の高さで有名ですが、生徒たちはどのような学校生活を送っているのでしょう。行事や 制服 などについてご紹介してみましょう。
校風を感じさせるシンプルで落ち着いた制服が魅力の船橋高校
船橋高校とは
大正9年に設立され平成31年度には創立100周年を迎えようとしている由緒正しい歴史のある高校です。
これまでに送り出した卒業生の数は、全日制と定時制を併せるとなんと3万人を超えており、各方面でリーダーとして、国内だけではなく世界各地で活躍する人材を多く輩出しています。それを裏打ちする偏差値の高さにも常に注目が集まっています。
偏差値は普通科が73、理数科が71と千葉県内の高校の中でも上位グループに位置しています。公立高校だけでみると1位となります。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも指定されており、大学や博物館などの訪問をおこない授業を受けることができる「SS講座」を実施したり、課題研究や新型機材の設置など、積極的かつ前向きな取り組みをおこなっています。
船橋高校の制服
船橋高校の制服は、男子が学ラン、女子はダブルのブレザーとなっており、大変シンプルなデザインの制服になっています。
県内の高校の中でも最も一般的な制服のデザインといっても過言ではないかもしれません。
その無駄のないシンプルさは、長い歴史を培ってきた船橋高校の伝統や校風を感じさせます。
シンプルゆえの落ち着いたデザインの制服には保護者からの評価が高くなっているようです。
しかしそのシンプルさを活かして、生徒たちは思い思いのオシャレを楽しめるという利点があります。
船橋高校は比較的校則が厳しくありませんので、校則の範囲内で個性を出しています。
制服の中にパーカーを着るのは禁止されているそうですが、それ以外は節度を守れば全く問題がないため、生徒たちからは高評価となっています。
好きな色のセーターやカーデガンを着たり、小物でアクセントをつけて他の生徒と差別化を図るなど、不自由の中だからこその自由を存分に楽しんでいるようです。
船橋高校の魅力
千葉県内にある176校ある高校の中で、船橋高校は生徒や保護者からの評価が高いことにも注目されています。とくに進学に関しては群を抜いて高評価を得ています。
平成30年度の進路実績をみると、最も合格者が多いのは私立大学だと「早稲田大学」「明治大学」「東京理科大学」と続きます。
国公立大学では「千葉大学」「筑波大学」「東北大学」の順で多くなっています。
学校生活を盛り上げる行事
船橋高校は行事の数がかなり多く、8・9・12・2月以外はすべての月でなんらかの行事が行われます。
特に6月に行われる文化祭「たちばな祭」は毎年かなりの盛り上がりをみせており、6千人近い来場客が訪れるほどの規模となっています。
7月の「球技大会」、10月の「陸上競技大会」、11月にの合唱大会「ほととぎす祭」など、幅広い行事が多岐にわたり、生徒たちはそれぞれの得意分野を活かすべく、積極的に参加しています。
進学校であるからこその文武両道
行事以外に学校生活を彩る「部活動」ですが、こちらも生徒たちは積極的に活動しています。
注目を集めているのは「クイズ研究会部」で、全国規模での実績をもっています。
コンピューター部や放送部も全国レベルとなっていますが、それ以外の部も生徒同士、顧問の先生などとの関係も良好で礼儀正しいことでも評価をあげています。
兼部する生徒も多いことから、いかに部活が楽しいものであるかを物語っています。
体育系が15、文化系が23、同好会が4とジャンルの幅広さも魅力です。
同会の設立に対して学校側も協力的なため、生徒たちがきちんと考えて声をあげれば新たな部の設立も前向きに検討してくれます。
まとめ
校風を感じさせるシンプルで落ち着いた制服が魅力の船橋高校
船橋高校とは
船橋高校の制服
船橋高校の魅力
学校生活を盛り上げる行事
進学校であるからこその文武両道