急速にグローバル化し、英語の早期教育が当たり前となりつつある時代のニーズに答えるべく、生後6か月からの 英語 教育をおこなう幼保一体型の 保育園 が全国に存在します。
日本にいながら英語圏でのスタイルで学ぶことができる保育園「キンダーキッズ」についてご紹介いたします。
質の高い英語教育を保育園で!「キンダーキッズ」について
キンダーキッズとは
キンダーキッズ(正式名称:キンダーキッズインターナショナルスクール)は幼稚園と保育園が一つになった「幼保一体型」の保育園です。
代表である「中山貴美子」さんが当時1歳と2歳になるお子さんをバイリンガルに育てたいと考えたところから、すべては始まりました。週に1回や2回のスクールのレッスン、インターナショナルスクールと足を運び体験しても、納得いくところはみつかりませんでした。
短い時間では活かせる生きた英語を習得することはなかなか難しい点と、インターナショナルスクールは本来、日本在住の外国籍の子どもや、帰国子女がメインとなっているため、日本国籍をもち、母国語が日本語である子どもたちには入学することすらハードルが高い現状がそこにあったのです。
そこで考え付いたのが「日本人のためのインターナショナルスクール」の設立です。英語を話さない環境で育った子どもでも、保護者が英語を話すことができなくても、誰でも入園することができるのです。
しかも、日本文化もしっかり学びながら、ネイティブにも引けを取らないレベルの英語力を身に着けるためのカリキュラムを組み、2000年に大阪府東大阪市に「英語保育園」を開校したのです。
現在は東京、横浜、名古屋などをはじめ、全国展開を行っています。2014年には初の海外校となるカナダ校も開校しています。
コースやクラス、カリキュラム
キンダーキッズでは大きくわけて2つのコースにわかれています。0歳から2歳ごろまでの「プリスクールレベル」と、幼稚園に入る年代となる「キンダーレベル」です。
両コースともさらに細分化されていてそれぞれ3つのコースにわかれています。
「プリスクールレベル」は、生後6か月から2歳ごろまでの「ベイビークラス」、1歳2か月から2歳を対象とする「ナーサリークラス」、2歳児を対象とした「トドラークラス」となります。「キンダーレベル」は、年少、年中、年長としてクラスわけされます。
原則年齢に応じたクラスわけやカリキュラムが組まれており、最初はお母さんと一緒に英語を学べるレッスンから始まります。オリジナルのテキストや教材があり、ネイティブの教師と、日本人教師がクラスを担当します。
机にかじりついて学ぶだけでなく、運動など体を動かしながら自然と英語を身に着ける指導方法で、子どもたちも楽しみながら英語を学ぶことができます。
キンダーキッズの魅力と特色
バイリンガルを育てることや、英語の早期教育以外での魅力はやはり保育園であるという点が最大の魅力です。
ベイビークラスはコースにより異なりますが、ナーサリークラスは10時~13時30分まで、トドラークラスは9時45分~14時まで、それ以降のコースでも9時ごろから15時前後までが基本の保育時間となっています。
ですが保育園ですので、当然、これ以外の時間帯の保育も可能です。「ロング保育」と呼ばれている時間帯は7時45分から18時15分まで、最大19時まで対応可能となっていますので、お仕事を持つお母さんでも安心です。
オプションとして受験クラスや、日本語を学習するクラスもあり、英語だけに偏ることなく、子どもの可能性を高めることができる点も魅力です。夏休みだけでなく、長期の休み期間は申込制でサマースクールのようなコースに通うことも可能です。
入園するためにかかる費用
設備も充実しており、セキュリティも万全、多彩なカリキュラムなどを考慮すると、かかる費用はかなりの金額になると言われています。入学金や月謝に関しては、一般公開されておらず、資料請求や問い合わせなどで確認することが可能です。
入学金の目安はベイビークラスで5万前後、キンダークラス以降で10~15万程度と考えておくといいでしょう。立地や環境に応じて金額は上下する可能性もありますので、その点にも注意が必要です。
「プリスクールレベル」から「キンダーレベル」に内部進学する際にも5万程度必要になるようです。当然サマースクールやオプションのコースを選択したり、フルで保育をお願いするとなると、その分金額は加算されていきます。
まとめ
質の高い英語教育を保育園で!「キンダーキッズ」について
キンダーキッズとは
コースやクラス、カリキュラム
キンダーキッズの魅力と特色
入園するためにかかる費用