大学 を選ぶときには、実際に志望しようかと考えている大学を見に行く人が多くいます。
実際に大学に見に行くことによって、大学へのアクセス方法や大学の 立地 を確認し、大学の雰囲気を味わうことができるからです。
今回は、大学の立地が大学選びの大切なポイントとなる理由について考えていきます。
大学選びの前に立地を確認しよう
毎日通うことができるかどうか
入学当初は、毎日大学に通うことになります。
大学では自分でカリキュラムを組むことができるため、休みの日をつくることもできます。
しかし、1・2回生の間に休みをなかなかつくることはできません(大学によっては可能なところもあるのは確かです)。すでに決まった時間に授業を組まれていることも多くあります。
つまり、毎日大学に通う必要があるのです。毎日大学に通うとなると、通学にどれだけ時間がかかるかは大切なポイントになります。
今まで家の近くの高校に通っていた人であれば、長い時間をかけて通学するということに慣れていません。通い始めは楽しいかもしれませんが、次第に疲れが出てきます。
立地が悪い大学だと、電車やバスを何回も乗り換えなければ着かないところもあります。
通学時間、交通費が余計にかかることも
偏差値や評判の差をなしにして大学を選ぶのであれば、家から近いところにある大学を選びたいと思うことでしょう。
遠くになればなるほど、通学時間や交通費が余計にかかってしまいます。通学のときの時間を使って資格の勉強を行うためには、遠くに大学があってもよいかもしれませんが、なかなかそうはいきません。
交通費を自分で払わないといけない学生は、お金を稼ぐためにアルバイトをしなければなりません。交通費が多いと、その分アルバイトの時間を増やして、よりお金を稼がなければなりません。
大学の立地が悪いと、通勤時間や交通費が余計にかかってしまい、場合によっては大学の勉強に影響が出ることもあります。
交通が便利か確認する
大学の立地が悪いところに通うことになり、公共の乗り物で通学するとしましょう。
このときに問題となるのが、公共交通機関の遅延です。場合によっては、代わりの電車やバスが来ることもあります。しかし、復旧を待たなければならないこともあります。もし復旧を待つだけになると、なにもすることができません。
また、大学によっては、遅延の多い公共交通機関を使用しなければ着かないところもあります。
もちろん遅延をしたという証明書を受け取ることができますが、遅延した分の授業をもう一度受け直すことはできません。
これだけで損をしてしまいます。
大学周辺を調べる
入学をして、大学の授業を受け、授業後に新しい友達と遊びに行こうしたときに、大学の周りになにもないということがあります。
また、大学では高校と違い、空き時間ができることもあります。90分の空き時間で大学周辺に遊びに行く人さえいます。
しかし、立地の悪い大学は、山に建てられていることもあります。
一方で、立地の良い大学の周りには、食事ができるところや遊ぶところがたくさんある場合もあれば、数分で中心部に移動できる場所に立地している大学もあります。
遊びに行くためにバスや電車を利用しなければならなくなってしまいます。
大学に行きたい理由は?
たとえ立地の悪い大学でも、その大学にしかないことを学びにいくのだから仕方がない、と考える人もいます。
4年間その大学に通い続けることになるため、立地というのは大きなポイントとなることでしょう。
大切なことは、なぜその大学に行きたいのか、をよく考えることです。
たとえ立地が悪くても通い続けたいと思える大学かどうかが重要です。
まとめ
大学選びの前に立地を確認しよう
毎日通えるかどうか
通学時間、交通費が余計にかかることも
交通が便利か確認する
大学周辺を調べる
大学に行きたい理由は?